• 教授ご挨拶
  • 研究内容
  • メンバー
  • 研究業績
  • Alumni
  • ニュース
  • 募集情報
  • Photos
HOMEAlumni > 鄭 鑫

Alumni

鄭 鑫

鄭 鑫 テイ シン

博士研究員

2015年に博士課程後期を卒業した鄭と申します。2011年4月に上田教授の大阪大学大学院医学系研究科ウイルス学教室に入学し、四年の間、先生がたには大変お世話になりました。

研究テーマは、KSHV潜伏感染PEL細胞で高発現したAngiopoietin-1(Angpt-1)の転写制御機構です。研究室に来た当初は、基礎知識や言語も何もかも勉強不足で、新しい分野の知識、論文についてよく理解できていませんでした。最初、「Angpt-1とは何ですか?」「KSHVとはどんな関係ありますか?」など全く理解できていないことから始まり、上田先生から頂いた論文(本来ならば自分で調べるべきところですが)を一つずつ読んで理解し、ようやく大体の研究の目的が分かるようになりました。

実験はプラスミドにおけるシーケンスで配列確認から始まります。その後、Angpt-1プロモーター上流の欠失変異体を用いて、Luc assayを行いました。さらに新しい欠失変異体を作成して、転写制御に関わる19bpの領域まで同定を行いました。

最初、シーケンスの経験が無く、プラスミドの作成も転写領域の同定も経験不足で、実験は迷走しました。しかし、先生がたから丁寧にご指導いただき、色々実験を試して、転写制御責任領域を同定しました。また、EMSAとMassの結果が出て解析する時、Chip-qPCRの条件を検討する時、先生たちとよく相談して大変役立つコメントを頂き、また他の研究者の方法も参考にして、最終的に実験はうまく行きました。幸いでした。本当に有難う御座いました。

今はポスドクとして新しい分野の研究をチャレンジしています。元気で頑張っています。

「最近、研究や生活は辛いですか?」と、友達から聞かれました。多分辛いことも多いと思います。しかし辛いことがあってこそ、嬉しいことを幸せに感じることができると思っています。

ページの先頭へ