上田教授がテレビ大阪の取材を受け、番組が放映されました。
タイトル
「願いがかなうまで２ 悪いのは、私じゃない。 ～完全再現！ B型肝炎裁判の真実～」
放映日時
2016年3月13日(日）午後2時～
放映内容
B型肝炎ウイルス（hepatitis B virus；HBV）は、基本的に4つの遺伝子しか持ちません。
極めて小さなウイルスで、抗ウイルス療法の標的がとても少なくなります。
ポリメラーゼが必須の機能遺伝子であり、これを標的にすることが最も重要で、核酸アナログに限らないいろいろな治療薬を探索しています。
しかしながら、今後はHBVの生活史の中で機能する宿主因子も格好の治療標的になってくると思います。
これらの宿主因子の機能を調節することでHBVを増えなくする薬剤の開発が、様々な角度からのHBV治療・制御戦略に重要な意味をもってくるでしょう。
