
麻酔科リサーチディレクター・准教授 吉田健史
略歴
https://researchmap.jp/t_yoshida参照
- 2003年
- 三重大学医学部医学科 卒業
- 2012年
- Laboratório de Pneumologia, Universidade de São Paulo留学
- 2013年
- 大阪大学大学院医学系研究科 外科系臨床医学専攻博士課程 修了 (Ph.D.)
- 2015年
- Hospital for Sick Children, University of Toronto留学
- 2017年
- St. Michael’s Hospital, University of Toronto留学
- 2021年
- 科学技術振興事業 (JST) 創発研究者 第2期生 (2021年度)
- 2022年
- 大阪大学大学院医学系研究科 麻酔集中治療医学教室 リサーチディレクター
帰国後、大阪大学医学部附属病院 麻酔科と集中治療部で勤務
受賞歴
- 2011年
- 福田記念医療技術振興財団 国際交流助成受賞
- 2011年
- 大阪大学未来基金グローバル化推進事業 研究留学助成受賞
- 2012年
- 日本集中治療医学会 優秀論文奨励賞
- 2013年
- 日本集中治療医学会 優秀論文本賞
- 2013年
- トロント大学 Hospital for Sick Children Josie Walther Memorial Award
- 2016年
- トロント大学 集中治療医学講座間部門 The Art Slutsky Award in Physiology
- 2017年
- トロント大学 麻酔学講座 The Marion and Earl Orser Prize in Anesthesia and Sleep Sciences
- 2017年
- トロント大学 麻酔学講座 Dr. David Bevan Award
- 2017年
- Australian and New Zealand Intensive Care Society 42th Global Rising Star Award
- 2018年
- トロント大学 Hospital for Sick Children 30th Anniversary Andrew Sass-Kortsak Award
- 2021年
- 第42回日本呼吸療法医学会学術集会 最高評価講演賞
その他
- 2016年
- 日本版敗血症診療ガイドライン2016 呼吸管理ワーキンググループメンバー
- 2019年
- 3学会合同ARDS診療ガイドライン 改訂版作成パネル委員
- 2019年
- ヨーロッパ集中治療医学会 Lung and Diaphragm-Protective Ventilation consensus conferenceメンバー
- 2020年
- 日本版敗血症診療ガイドライン2020 呼吸管理ワーキンググループメンバー
- 2021年
- 大阪大学SAKIGAKEクラブ* メンバー
- 2021年
- ヨーロッパ集中治療医学会ARDSガイドライン PEEP & Recruitment domainメンバー
*卓越した業績をもつ大阪大学の若手研究者から成るクラブ。先駆的研究を進めてきた研究者同士が連携し、「世界一の研究」と「世界一の研究」を掛け合わせ、とてつもなくすごい「世界一の研究」を生み出す「未知の掛け算」を通して未踏領域へたどり着くための活動を展開しています (大阪大学経営企画オフィスから抜粋)。
趣味
美味しいお酒やご飯を囲んで気の合った仲間・家族と時間を共にすること、最高の幸せですよね:)。映画鑑賞、山歩き、ガーデニング
メッセージ
私は医学部卒業後、「何とか一人でも多くの呼吸不全患者さんを救いたい」という強い思いで今までやってきました。患者さんは教科書です。我々に色々な「疑問」を投げかけてきます。「疑問」を「疑問」で終わらせない、「疑問」は最も純粋な探求の動機です。大学院時代、藤野先生、内山先生という素晴らしい指導教官に恵まれ育てていただきました。次は私が後輩を育てる番です。自分の向かうべき方向に自信をもって進むことができる、後輩たちにはそんなClinician-Scientistになって欲しいと思っています。一緒に「答え」を探しましょう。志ある麻酔科医、阪大に集まれ!

講師 小山有紀子
略歴
- 2005年
- 広島大学医学部医学科 卒業
- 2005年
- マツダ病院 初期臨床研修医
- 2007年
- 大阪急性期・総合医療センター 麻酔科
- 2009年
- 大阪大学医学部付属病院 集中治療部
- 2010年
- 関西労災病院 麻酔科
- 2012年3-6月
- 成育医療センター 麻酔科
- 2012年7月
- 関西労災病院 麻酔科
- 2013年
- 大阪大学医学部附属病院 集中治療部
- 2014年
- 大阪大学大学院医学系研究科 医学専攻博士課程 入学
- 2018年
- 大阪大学大学院医学系研究科 医学専攻博士課程 修了
- 2020年
- 大阪大学医学部付属病院 集中治療部
趣味
バスケットボール、映画鑑賞、読書、カフェ巡り
メッセージ
臨床を行っているうちに研究活動に興味を持ち、誘われるまま大学院生になりました。実験を計画から立て、行っていくときは上手くいかなかったり、辛いこともありましたが、結果が出て発表し、論文が出ると報われた気がしました。研究を行い、関係する論文を読むことで多くのことを学べました。研究生活を通じて、論理的に考えたり、統計的に解析できるようになったりと得られるものは多かったと思います。

助教 橋本明佳
略歴
- 2011年
- 大阪大学医学部医学科 卒業
- 2011年
- 大阪急性期総合医療センター 初期臨床研修医
- 2013年
- 大阪急性期総合医療センター 麻酔科
- 2014年
- 大阪大学医学部附属病院 麻酔科
- 2016年
- 大阪母子医療センター 麻酔科
- 2018年
- 大阪急性期総合医療センター 麻酔科
- 2019年
- 大阪大学医学部附属病院 集中治療部
- 2019年
- 大阪大学大学院医学系研究科 外科系臨床医学専攻博士課程 入学
- 2023年
- 大阪大学医学部附属病院 集中治療部
受賞歴
- 2022年
- PLUG online meeting Best Abstract Award
- 2023年
- 第45回日本呼吸療法医学会学術集会 最優秀演題賞
趣味
紅茶、カフェ巡り、映画鑑賞、劇団四季鑑賞
メッセージ
ARDSにおいて、当グループでは日本一の治療を実践でき学べる環境である事に加えて、臨床に即した、臨床試験を行うことが可能です。ICU内の患者数が豊富であることに加えて、藤野先生、内山先生、吉田先生の統率力の元、各科医師及び実際の臨床に携わるICU医師からの協力体制が素晴らしく、試験の質が担保されている素晴らしい環境は滅多にないと思います。
また、動物実験においても、手厚く指導頂けます。直ぐにウサギマスターになれます!

助教 妙中浩紀
略歴
- 2013年
- 大阪大学医学部医学科 卒業
- 2013年
- 関西労災病院 初期臨床研修医
- 2015年
- 大阪大学医学部附属病院 麻酔集中治療医学講座 後期臨床研修医
- 2018年
- 大阪母子医療センター 麻酔科
- 2019年
- 大阪大学大学院医学系研究科 外科系臨床医学専攻博士課程 入学
- 2021年
- University of California San Francisco, Cardiovascular Research Institute, Postdoctoral Scholar
- 2023年
- 大阪大学大学院医学系研究科 外科系臨床医学専攻博士課程 修了
- 2024年
- 大阪大学医学部附属病院 麻酔科
受賞歴
- 2018年
- 第26回小児集中治療ワークショップ 優秀演題賞
- 2019年
- 第25回日本小児麻酔学会 優秀演題賞
- 2021年
- 第43回日本呼吸療法医学会学術集会 最優秀演題賞
- 2024年
- Australian and New Zealand Intensive Care Society Global Rising Star Award
趣味
バドミントン(2019年度 全日本医師大会3位)、ランニング、筋トレ、食べ歩き、旅行、ドライブ、温泉巡り、Netflix鑑賞、カリフォルニアワイン、アメリカンヴィンテージ
メッセージ
大学院では、COVID-19による急性呼吸窮迫症候群の人工呼吸管理、急性呼吸不全モデルを用いた動物実験を中心に、人工呼吸の研究をしていました。大学院での研究生活は、臨床とは違った視点で疾患を俯瞰することができる絶好の機会です。指導教官には、人工呼吸についてはもちろんのこと、研究に対する姿勢や論文執筆についても、丁寧に御指導頂き、現在も役立っています。急性呼吸不全に興味のある方には、非常に良い環境で研究生活を送ることができます。

助教 岩田博文
略歴
- 2007年
- 鹿児島大学医学部医学科 卒業
- 2014年
- 大阪市立総合医療センター 集中治療部・小児集中治療部
- 2020年
- 大阪大学大学院医学系研究科 外科系臨床医学専攻博士課程 入学
受賞歴
- 2023年
- 日本麻酔科学会 第70回学術集会 優秀演題賞
- 2023年
- 第45回日本呼吸療法医学会学術集会 優秀演題賞
- 2024年
- 第24回日韓 Joint Congress(The 24th KSCCM-JSICM Joint) Excellent Abstract Award
趣味
旅行、ドライブ
メッセージ
私が大学院を志したのは、タイミングとしては遅いですが、阪大呼吸グループの先生方か学会で講演されているのを拝見したのがきっかけでした。大学院の研究生活は、日々の臨床をやっていくなかで、ガイドラインや論文に書いてあることをなんとなく模倣する日々から、自分で実験、研究を行う事で、新たな事実に近づいていく喜びを実感できる毎日です。
呼吸の好きな方、是非一緒に頑張りましょう!

D4 大学院生 前澤貴
略歴
- 2016年
- 三重大学医学部医学科 卒業
- 2016年
- 三重大学医学部附属病院 初期臨床研修医
- 2018年
- 三重大学医学部附属病院 臨床麻酔部
- 2019年
- 大阪大学医学部附属病院 集中治療部
- 2020年
- 国立循環器病研究センター 麻酔科
- 2021年
- 大阪大学医学部附属病院 麻酔科・集中治療部
- 2021年
- 大阪大学大学院医学系研究科 外科系臨床医学専攻博士課程 入学
受賞歴
- 2024年
- 第3回日台Joint Scientific Congress(The 3rd Joint Scientific Congress of TSCCM, TSECCM and JSICM) Best Abstract Award
- 2024年
- 第46回日本呼吸療法医学会学術集会 最優秀演題賞
- 2024年
- 2nd PLUG Physiology Symposium Best Abstract
趣味
将棋観戦、映画鑑賞、ゴルフ、野球観戦、旅行
メッセージ
私がこの研究室を志望した理由は、重症ARDSの患者の命を一人でも多く救いたいと思ったからです。臨床をしているだけでは得られない、ARDSの知識や研究を学びたいと考え、呼吸グループの研究室を選ばせていただきました。プライベートでは子供が生まれましたが、研究と子育てを両立していけたらと思います。

D3 大学院生 Andi Muhammad Fadlillah Firstiogusran
略歴
- 2018年
- インドネシア ハサヌディン大学医学部医学科 卒業
- 2020年
- 文部科学省 国費奨学金 受領
- 2020年
- 大阪大学大学院医学系研究科 研究生
- 2022年
- 大阪大学大学院医学系研究科 外科系臨床医学専攻博士課程 入学
受賞歴
- 2022年
- 第44回日本呼吸療法医学会学術集会 最優秀演題賞
- 2024年
- 第46回日本呼吸療法医学会学術集会 優秀演題賞
趣味
映画鑑賞、旅行、日本のアニメと漫画
メッセージ
幼少期は両親が日本に留学のため、日本に住んでいた時があり、日本は第二の母国と思っています。ついに自分も同じように日本に留学できました。今はまだGeneral Practitionerですが、沢山研究をし、知識を身につけ、専門医師になり、さらに研究者としてインドネシアと日本の架け橋になれるよう頑張っています。
研究生として身を置かせて貰っていましたが、実験でうまくいった時、仮説が証明された時、失敗した時など一喜一憂していました。

D2 大学院生 Kriti Shrestha
略歴
- ネパール出身ですが 2016年で University of Science and Technology Chittagong, Bangladesh から卒業しました。
- 2020年
- 大阪大学大学院医学系研究科 研究生
- 2023年
- 大阪大学大学院医学系研究科 外科系臨床医学専攻博士課程 入学
趣味
絵を書く, 小説を読む
メッセージ
卒業後、ネパールで働きながら麻酔に興味を持ちました。 今では、子供の頃からよく耳にする場所で、人工呼吸器と臨床研究についてもっと学ぶことができます。 絶対に頑張ります。

D2 大学院生 星野 太希
略歴
- 2017年
- 三重大学医学部医学科 卒業
- 2017年
- 三重大学医学部附属病院 初期研修医
- 2017∼2018年
- 湘南藤沢徳洲会病院 初期研修医
- 2019年
- 三重大学医学部附属病院 臨床麻酔部
- 2020年
- 大阪大学医学部附属病院 麻酔科・集中治療部
- 2022年
- 関西医科大学 麻酔科 助教
- 2023年
- 大阪大学大学院医学系研究科 外科系臨床医学専攻博士課程 入学
趣味
Jazz鑑賞&演奏(ウッドベース)、日本酒、料理、ゴルフ、海外サッカー鑑賞、ドライブ
メッセージ
初期研修医の時に担当した急性呼吸不全患者さんを通じて自身の無力さを感じ、それが集中治療医を志すきっかけとなり、阪大ICUに来ました。ちょうどCOVID-19が広がり始めた時で数多くの患者さんがICUに押し寄せました。
患者さん自身や阪大ICUの先輩方から学びを得る中、タフな診療の中でエビデンスを積み上げていく先輩方の姿勢に影響を受け、私は呼吸グループの研究室に入りました。
現在は臨床業務と並行しながら、臨床研究の準備とreviewのトレーニングを行い、充実した毎日を過ごしています。

D2 大学院生 相山佑樹(あいやま ゆうき)
略歴
- 2013年
- 大阪市立大学医学部 卒業
- 2013年
- 天理よろづ相談所病院 初期臨床研修医
- 2015年
- 天理よろづ相談所病院 総合診療教育部 内科ローテーター
- 2018年
- 天理よろづ相談所病院・北野病院 麻酔専攻医
- 2021年11月∼
- 大阪大学医学部附属病院 麻酔・集中治療部 麻酔専攻医
- 2022年
- 大阪大学医学部付属病院 集中治療部
- 2023年
- 大阪大学大学院医学系研究科 外科系臨床医学専攻博士課程 入学
趣味
サッカー・ランニング/水泳・筋トレ・食べ歩き
メッセージ
生まれ育った医療圏で集中治療医として、臨床+研究(臨床・基礎)の研鑽を積む目的で大阪大学大学院への進学を志望しました。こちらでは、経験豊かで熱心な指導医・各専門科医師・メディカルスタッフに囲まれ、日々悩みながらも豊富な経験を積むことが可能です。タフな現場ですが、専門医取得後も日々学びのある環境に感謝しております。
麻酔科+内科専門医をベースに“高齢化社会で求められるintensivist像”を追求しながら、これまでお世話になったメンターのような指導をできるようになりたいと思います。

招聘教員 田中愛子
略歴
- 2007年
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 2009年
- 大阪府済生会千里病院 千里救命救急センター
- 2012年
- 大阪急性期・総合医療センター 麻酔科
- 2014年
- Department of Intensive Care, Austin Hospital (Research Fellow in Intensive Care)
- 2016年
- 大阪大学大学院医学系研究科 麻酔集中治療医学教室
- 2022年
- 福井大学学術研究院医学系部門 集中治療部(大阪大学大学院医学系研究科 麻酔集中治療医学教室 招聘教員)
趣味
海外旅行、買い物くらいでしょうか
メッセージ
人工呼吸に関わる麻酔・集中治療領域の臨床研究を主に行っています。学生の頃にミシガン大学ECMO Labに短期留学させて頂いたことがきっかけです。様々な先生方からのご指導と、頂いたご縁で研究をさせて頂いています。
大阪大学麻酔・集中治療医学教室は、臨床・研究ともに素晴らしい指導者の先生が揃っています。業績だけでなく、お人柄としても尊敬すべき先生方と私は思っています。もちろん全員が希望通りとはいかないこともありますが、志があれば、状況や専門性に応じて将来性のある最適な環境をご提供できると確信しています。