大阪大学大学院医学系研究科 麻酔集中治療医学教室

VOICE

小野 滉介 先生

阪大麻酔科には圧倒的な症例があります。

経歴

2021年 三重大学医学部医学科卒業
2021年~2023年 大阪大学医学部附属病院 初期研修医
2023年~ 大阪大学医学部附属病院 麻酔科

私は2025年度現在、医師5年目、麻酔科専攻医3年目として大阪大学医学部附属病院の麻酔科にて日々精進しております。

阪大麻酔科には圧倒的な症例があります。

私は学生の頃から、麻酔及び集中治療分野に興味があり、麻酔科医が集中治療管理を行っている阪大麻酔科へ入局しました。
自分が専攻医プログラムを選ぶ際に基準としたのは、症例の豊富さです。阪大病院では年間7000例を超える全身麻酔症例があり、毎日多くの全身麻酔が行われています。数だけではなく、特殊な症例として小児麻酔、心臓血管麻酔、限られた施設でしか行われていない臓器移植の手術の麻酔も経験できます。集中治療分野においても、阪大病院は日本最大級のICUを有し、ECMOやImpellaといったデバイスを装着した重症心不全、腹臥位療法を要する重症ARDS、先天性心疾患術後の小児などが経験できます。

麻酔科医として担当できる症例は限られており、自分が経験できるだけの症例があれば施設における症例数はそれほど重要ではないと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それは違います。自分が直接の担当でなくても、担当した麻酔科医とディスカッションすることで自分の担当以外の症例も自分の成長へつなげることが可能です。また、多くの症例が行われている阪大病院で長年勤められている指導医から指導を受けられることで、その膨大な症例から得られた貴重な知見を授かることができます。

以上が自分を阪大麻酔科で研修することを選んだ理由ですが、実際に働き始めてわかった阪大麻酔科の最大の魅力があります。

阪大麻酔科の最大の魅力は「人」にあります。

阪大麻酔科の最大の魅力は、とても素晴らしい方々に囲まれて働くことができるということです。具体的には、指導医であり、専攻医の先輩であり、同期であり、後輩であり、周麻酔期看護師であり、阪大病院で働く多くのスタッフの方々であります。指導医や先輩には様々な教えをいただき、同期とは経験したことを共有し、後輩には自分が学んだことを伝えて、周麻酔期看護師とともに症例を経験し、周りのスタッフの方々に助けてもらって日々楽しく仕事をしています。阪大麻酔科では多くの指導医、レジデントが所属していますが、それは、多くの指導医の知識や経験を吸収が可能であり、支えあう仲間が多いことを意味します。

大変な時もありますが、周りの方々の温かな支えがあることで、何度でも乗り越え成長することができています。

志ある仲間を待っています。

阪大麻酔科では豊富な症例から得られる経験と知識、一緒に働く仲間たちの教えと支えが、新しい麻酔科医を待っています。僕自身も新たな仲間に会えるのを楽しみにしております。