2人の子供を育てながら阪大麻酔科で働いています
今年度で医師8年目の竹山恵梨子です。私は医師5年目の時に第一子を出産、7年目で二人目を出産し、今は2人の子供を育てながら阪大病院の麻酔科で働いています。
第一子を産んでから復職のタイミングで阪大病院へと異動してきたので、子育てとの両立が不安でしたが、その不安はあっという間に解消される温かい職場で、二人目の妊娠、出産とさらに皆さんにお世話になりました。
阪大麻酔科は若手医師にとって最適な環境です
子供を産んでからいろんな事を学ばせてもらう毎日ですが、何よりも人に助けられて生きているという事を日々実感しています。日常生活でもベビーカーでの電車の乗り降りを助けてもらったり、泣き叫ぶ子供を通りすがりの方が一緒にな だめてくれたこともあります。
同じ様に職場でも、麻酔科医としてまだまだ未熟で、時間にも制限のある私を快くフォローして下さる上司や後輩のドクターたちに、本当に毎日助けてもらっています。(阪大病院で鍛えられているだけあり、後輩のドクターたちもみんなとて も頼りになります！)
大病院はここでしか経験できないような稀な症例や、難しい症例も多くあり、麻酔科医という仕事がとても楽しいこと、勉強したいことがまだまだあるということを日々感じさせてくれる職場です。
それはママさん麻酔科医にとっても同じで、色々と配慮はしていただけるのに、時短勤務であることも関係なく勉強したり、チャレンジする機会は惜しみなく与えてもらっています。
学病院というととても敷居の高い場所のように感じていましたが、むしろ経験豊富なスタッフの先生方のサポートのもとで多様な経験ができる、若手の医師にとって最適な環境なのでは無いかと今は感じています。
子育てしながら一緒に仕事を楽しみましょう！
お子さんをお持ちの方、今後持ちたいと考えておられる先生方へ
私のように子供を育てながらでも、自分のペースで色々なことを勉強させてもらえる職場です。私自身、二人目を産んでから働き方を再度相談し、勤務時間を短くしてもらったり、子供の熱発時には突然お休みをいただいたりすることもあ りますが、いつでも快く受け入れていただいています。小さい子供を育てることは大変なこともありますが、色んな人に助けていただき、想像していたよりもずっと楽しい毎日です。
ありがたいことに、先輩ママさんたちや理解してくださる先生方のおかげで、子供を産んでも何かを諦めなくてはいけない、ということは非常に少なくなってきていると思います。男性医師も女性医師も、もし機会があれば不安に思うことな く、子供を育てる楽しさを味わってもらえたらと思います。そして子供を持っても、是非一緒に仕事を楽しみましょう。
