エレクトロポレーター (細胞用)
紹介
電気パルスにより細胞膜に瞬時に細孔を形成し、細胞へ遺伝子等を導入する装置です。
Nucleofectorプログラムと細胞種ごとに最適化された試薬キットにより細胞質へはもちろん、
さらに核内への遺伝子導入を実現しています。
650種類以上の細胞に対応した最適化されたプロトコルによりあらゆる細胞種で遺伝子導入が
可能となっています。
細胞を浮遊状態で1検体~16検体同時に導入することができるXユニットシステムです。
詳細
機器名(英名)
Electroporation System
規格・型式
4D-Nucleofector X Unit System
メーカー名
Lonza
設置場所
D91-09 [ P2実験室 ]
主担当者
後藤 [ 内線:3594 ]
副担当者
寺尾 [ 内線:3890 ]
医学科外利用
利用可
学外利用
利用不可
有償/無償
無償
この機器について
本機器の利点
・導電性ポリマー電極の使用により、金属イオンの流出を抑制し、細胞の生存率を向上。
・初代細胞、免疫細胞等、遺伝子導入が難しい細胞でも高効率に遺伝子導入。
・多くの細胞でCas9タンパク質を用いたゲノム編集が可能。
<機器の使用について>
予約システムより予約してからご利用ください。
利用時には必ず利用記録簿に記入してください。
医学系研究科の方は、機器の持ち出しが可能です。ご自身の研究室でご利用ください。
医学系研究科外の方は、P2実験室内でご利用ください(ご利用前に要相談)。
<使用時の注意>
・持ち出す際は固定してあるワゴンごと持ち出してください。固定してあるバンドは
外さずにご使用ください。
・ディスプレイは動かさないでください。
・終了後は必ず初期画面の電源ボタンを押してshut downしてから本体電源をOFFにしてください。
ご利用の際は、試薬キットを各自でご用意ください。
いくつかの4D-Nucleofectorキットから細胞種やキュベット容量に合わせて最適なキットを
ご用意ください。
詳細はLonzaのHPをご覧ください。
http://www.lonzabio.jp/products/nucleofector/advantages/about.html
各細胞のNucleofectionの最適化プロトコルはLonzaのデータベースから検索できます。
https://knowledge.lonza.com/
【導入年度】
2019年度
