オールインワン蛍光顕微鏡 (WPI-PRIMe)
紹介
本機器は世界トップレベル研究拠点プログラム・ヒューマン・メタバース疾患
研究拠点(WPI-PRIMe)の予算で整備されたものですが、拠点長の西田教授
(眼科学)から共同利用機器としての使用を認めていただきました。
WPI-PRIMe研究者優先となるため、以下の利用条件になります。
WPI-PRIMeメンバー:利用料は無料、予約可能日に制限なし。
WPI-PRIMeメンバー以外:利用料は既設のBZ-X800Lと同じ、7日前から予約可能。
生細胞の長時間撮影をご希望の場合は、温度、CO2環境を設備している
眼科学に設置のWPI-PRIMe機器・BZ-X800Lをお勧めいたします。
WPI-PRIMeメンバーの教室は眼科学にお問い合わせください。
~BZ-X800Lの特徴~
☆第3世代との違い
①リモート操作対応
②ステージ可動範囲の広範化による撮影可能範囲の増加
③マルチウェルプレートにおける多点設定の簡便化
④3D解析(体積の求積等)に対応
☆第2世代との違い
①顕微鏡自体の性能が向上:高速オートフォーカス機能、褪色軽減モード、リアルタイムオーバーレイが追加
②ウェルプレート対応の大型電動ステージ:複数の標本も効率よく観察可能
③定量解析ソフトウェア ハイブリッドセルカウント:様々な標本に対応する高精度定量化機能
☆解析用PCを別に用意しております(予約システムカテゴリ「画像解析・画像処理」)☆
当機器は撮影用にご利用ください。
詳細
機器名(英名)
All-in-One Fluorescence Microscope
規格・型式
BZ-X800L
メーカー名
keyence
設置場所
D81-05 [ 8階顕微鏡室 2 ]
主担当者
寺尾 [ 内線:3890 ]
医学科外利用
利用可
学外利用
利用不可
有償/無償
有償
この機器について
対物レンズやフィルタの切り替え、焦点調節等ほぼ全ての操作をPCで行います。 筐体が暗箱仕様であり、明るい部屋での試料観察が可能です。 また、新しい仕様として、対物レンズが最大6本装着でき、CCDカメラも カラー、モノクロの2モードを持つ高感度のものとなっています。
従来型の蛍光顕微鏡撮影の際に生じる画像のボケ(ヘイズ)を取り除くための ヘイズリダクション機能や、撮影画像の繋ぎあわせを自動的に行う、自動イメージ ジョイント機能を搭載しています。
データの持ち帰りはUSBフラッシュメモリ、CD-R等に対応しています。
【仕様】
構造
高感度CCDカメラ内蔵、PC制御倒立型顕微鏡
追加オプション
マルチスタックモジュール
リアルタイム3Dモジュール
ハイブリッドセルカウント/マクロセルカウント
計測モジュール
観察可能な試料
マルチウェルプレート、プレパラート試料など
観察倍率
4~60倍
常時設置:以下の対物レンズ6本
2x(Plan Apo), 4x(Ph), 10x(Ph), 20X(Ph), 20X(Plan Apo), 100X(Plan Apo),
管理室貸出:40x(LD Ph), 60x(Plan Apo, Oil)
デジタルズーム有り
光源
透過光源:LED 3.7 W
蛍光落射光源:LED 40 W
蛍光フィルタ (Ex, Em(BA), DM)
DAPI (360/40, 460/50, 400nm)
GFP-B (470/40, 535/50, 495nm)
TRITC/PE (545/25, 605/70, 565nm)
貸出用フィルタ
Cy5/APC (620/60, 700/75, 660nm)
大型電動ステージ
マルチウェルプレートの全面観察に対応