ウルトラミクロトーム

紹介

電子顕微鏡像観察のための超薄切片作成装置で、樹脂包埋標本の作成、 および付属の凍結装置により凍結標本の作成も可能。

詳細

機器名(英名)

Ultramicrotome

規格・型式

ULTRACUT S

メーカー名

Reichert

設置場所

D31-04 [ ミクロトーム室 ]

主担当者

老木 [ 内線:3390 ]

副担当者

水野 [ 内線:3490 ]

医学科外利用

利用可

学外利用

利用不可

有償/無償

無償

この機器について

透過型電子顕微鏡などで観察するための試料を超薄切する装置で、樹脂包埋された試料の室温下での超薄切片法や、液体窒素などで急速に凍結された試料を-100℃程度の低温下で行う凍結超薄切片法に対応しています。
 ウルトラミクロトームの遠隔操作に必要な全ての制御部分がセパレートタイプのコントロール装置に集められており、切削スピード、戻りスピード、切削厚さをウルトラミクロトームに触れることなく変えられるため、切片作成作業を中断しなくてもよくなっています。
 凍結切片作成システムは簡単にウルトラミクロトームとの脱着ができ、室温下での切片作成から凍結切片作成への移行が迅速に(逆も同様)行えるように設計されています。
基本性能
 ・ウルトラミクロトーム
  ○切削スピードコントロール:0.05~100mm/sec
  ○自動超薄切用試料送り  :0~95nm(5nmピッチ) 全送り量 200μm
 ・凍結切片作成システム
  ○温度制御:試料、ナイフ、チャンバーのそれぞれの温度を-185℃まで設定可

【導入年度】
1995年度

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