| 概 要 |
「福島県内外での疾病動向の把握に関する調査研究」（平成27年度-29年度, 平成30-32年度）（主任研究者：祖父江友孝）※では、2011年3月に発災した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の前後での、福島県やその周辺地域などでの疾病の罹患や死亡の推移を研究している。
このページでは、その研究成果の一部を公開する。使用可能な統計情報が年度によって更新するに従い、その結果を順次更新する予定である。
※環境省放射線健康管理・健康不安対策事業（放射線の健康影響に係る研究調査事業）において実施
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| 学術論文 |
- Inoue, Y., Ohashi, K., Ohno, Y., Fujimaki, T., Tsutsui, A., Zha, L., Sobue, T. (2022). Pregnant women’s migration patterns before childbirth after large-scale earthquakes and the added impact of concerns regarding radiation exposure in Fukushima and five prefectures. PloS one, 17(8), e0272285.【2022年8月オンライン掲載】【日本語要約（準備中）】
- Inoue, Y., Ohno, Y., Sobue, T., Fujimaki, T., Zha, L., Nomura, Y., Kyozuka, H., Yasuda, S., Yamaguchi, A., Kurasawa, K., Fujimori, K. (2023). Impact of the Great East Japan Earthquake on spontaneous abortion and induced abortion: A population‐based cross‐sectional and longitudinal study in the Fukushima Prefecture based on the census survey of the Fukushima maternity care facility and vital statistics. Journal of Obstetrics and Gynaecology Research.【2023年1月オンライン掲載】【日本語要約（準備中）】
- Fujimaki T, Ohno Y, Tsutsui A, Inoue Y, Zha L, Fujii M, Tajima T, Hattori S, Sobue T. “Major causes of death among older adults after the Great East Japan Earthquake: a retrospective study.” International journal of environmental research and public health 20.6 (2023): 5058.【2023年3月オンライン掲載】【日本語要約（準備中）】new!
- 絹田 皆子，今野 弘規，董 加毅，田中 麻理，坂庭 嶺人，岸田 里恵，磯 博康，祖父江 友孝 「人口動態調査の二次利用提供データを用いたICD-10小分類相当別の心疾患死亡率 に関する長期的動向の県間比較における課題点について」厚生の指標= Journal of health and welfare statistics/厚生労働統計協会 編, 70(7), 31-37. 【日本語要約（準備中）】new!
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| 学会発表 |
- 田中麻理、今野弘規、査凌、服部聡、大野ゆう子、祖父江友孝「福島第一原子力発電所事故後の避難生活における生活習慣の変化」 （第34回日本疫学会学術総会、2024年2月、滋賀）
- Matsuda T, Saika K, Nagao M, Zha L, Sobue T. “Summary 10 years after the nuclear power plant accident: Long-term trends in cancer in Fukushima”. (ENCR 2023 IACR Scientific Conference. November 2023. Granada, Spain)
- Zha L, Matsuda T, Saika K, Charvat H, Nagao M, Sobue T. “Monitoring regional cancer incidence and mortality preceding and following Fukushima Daiichi Nuclear Plant Accident”. (ENCR 2023 IACR Scientific Conference. November 2023. Granada, Spain)
- 査凌、松田智大、雑賀公美子、シャルヴァ アドリアン、長尾匡則、祖父江友孝。「福島原子力発電所事故前後における県内地域別のがん罹患及び死亡のモニタリング」 （がん予防学術大会2023金沢、2023年9月、金沢、石川）
- 藤牧貴子、大野ゆう子、筒井杏奈、井上勇太、査凌、藤井誠、田嶋哲也、祖父江友孝。「高齢者の五大死因における死亡動向からみた東日本大震災の影響」（第81回公衆衛生学学術集会、2022年10月、山梨）
- 井上勇太、大橋一友、大野ゆう子、藤牧貴子、筒井杏奈、査凌、祖父江友孝。「東日本大震災前後の福島県とその周辺県における在胎不当過小児の動向」（第32回日本疫学会学会総会、2022年1月、オンライン）
- 井上勇太、大橋一友、大野ゆう子、藤牧貴子、査凌、祖父江友孝。「大規模地震時の出産前後の妊婦居住地の変化」（第80回日本公衆衛生学会総会、2021年12月、東京）
- Zha L, Matsuda T, Saika K, Sasaki E, Sobue T. “Trends in Thyroid Ultrasonography Examination and Thyroid Cancer Incidence by Prefecture in Japan, 2009-2016”. (Enrico Anglesio Prize 2020 Virtual. November 2020. Online)
- 高橋秀人、馬恩博。「福島県内外の自殺の経年変化における増加変化点検出の検討」（2020年度統計関連学会連合大会、2020年9月、富山）
- 「協会けんぽ加入者における甲状腺超音波検査の実施と甲状腺がん罹患の推移（2009～2016年）」（日本がん登録協議会第30回学術集会、2020年6月、オンライン）
- 高橋秀人、馬恩博。「福島県内外の自殺の経年変化福島県および隣接6県の周産期死亡率の経年変化」（第30回日本疫学会学術総会、2020年2月、京都）
- 藤牧貴子、井上勇太、田嶋哲也、藤井誠二、永安真弓、工藤榛香、大野ゆう子、祖父江友孝。「後期高齢者の死因の動向からみた東日本大震災の影響に関する研究」（第78回日本公衆衛生学会総会、2019年10月、高知）
- 査凌、雑賀公美子、松田智大、佐々木栄作、安藤絵美子、祖父江友孝。「福島原子力発電所事故前後における県内地域別のがん罹患及び死亡のモニタリング」（日本がん登録協議会第 28 回学術集会、2019年6月、札幌）
- 絹田皆子、今野弘規、坂庭嶺人、臼杵里恵、磯博康、祖父江友孝。「人口動態統計を用いた死亡率の長期的動向の県間比較における課題」（第29回日本疫学会学術総会、2019年1月、東京）
- Tomohiro Matsuda, Kumiko Saika, Eisaku Sasaki, Emiko Ando, Tomotaka Sobue. “Monitoring of Incidence and Mortality of Cancers around Fukushima Nuclear Plant Accident Area: Inter-Regional Analysis”. (41th Annual Scientific Conference of IACR. June 2019. Vancouver, Canada)
- Tomohiro Matsuda, Kumiko Saika, Eisaku Sasaki, Emiko Ando, Tomotaka Sobue. “Monitoring of Incidence and Mortality of Cancers around Fukushima Nuclear Plant Accident Area: Update”. (40th Annual Scientific Conference of IACR. November 2018. Arequipa, Peru)
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| 令和4年度報告書 |
● 環境省ホームページにて公開
令和４年放射線健康管理・健康不安対策事業（放射線の健康影響に係る研究調査事業）報告書
（２）事故に係る身体面・心理面の健康影響及びそのメカニズムに関する研究
③ 福島県内外での疾病罹患動向の把握に関する調査研究
・福島県内外での疾病動向の把握に関する調査研究
・若手研究項目
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| 令和3年度報告書 |
● 環境省ホームページにて公開
令和3年放射線健康管理・健康不安対策事業（放射線の健康影響に係る研究調査事業）報告書
（２）事故に係る身体面・心理面の健康影響及びそのメカニズムに関する研究
② 事故由来の包括的な健康影響
・福島県内外での疾病動向の把握に関する調査研究
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| 令和2年度報告書 |
● 環境省ホームページにて公開
令和２年放射線健康管理・健康不安対策事業（放射線の健康影響に係る研究調査事業）報告書
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| 平成31年度報告書 |
● 研究の概要
● 循環器チーム
■ 循環器疾患死亡の動向（福島県および近隣県）－県間比較－
■ NDB特別抽出データ（特定健診）に基づく有所見者割合、薬物治療者割合の動向
■ 患者調査に基づく循環器疾患受療率の動向把握
● がんチーム
● 周産期高齢者チーム
■ 出産を目的とした妊婦移動
■ 後期高齢者の死亡動向
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| 平成30年度報告書 |
● 研究の概要
● 循環器疾患死亡の動向（福島県および周辺県）
■ 県間比較：①40～79歳における肺塞栓・糖尿病の死亡率について
②80歳以上の死亡動向について
● がん罹患および死亡の動向（福島県および周辺県）
■ 県間比較
■ 県内比較
● 後期高齢者の死亡動向（公開原稿、図表）
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| 平成29年度報告書 |
● 研究の概要
● 循環器疾患死亡の動向（福島県および周辺県）
● がん罹患および死亡の動向（福島県および周辺県）
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| シンポジウム |
- 福島県内外でのがん・循環器疾患等の疾病動向について ―研究班からの報告― 【2022年3月10日 福島県立医科大学＋オンライン】
■ 動画 (←クリックするとYoutubeに移動します。)
■ 当日の資料に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
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| 問い合わせ先 |
sarin■envi.med.osaka-u.ac.jp
（メールを送られる際は■を@に変えてください）
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