大阪大学大学院医学系研究科内科系臨床医学専攻
病院臨床検査学


沿革

病院臨床検査学講座(旧臨床検査診断学講座)は臨床検査部の講座部門で、臨床検査学分野の教育・研究のための講座として、国立大学としてはもっともはやく1980年に開設された。1998年の大学院大学への移行時に放射線医学講座と生体情報医学講座へ改組、国立大学法人となった翌年の2005年には内科学講座(大講座制)の一講座の臨床検査診断学となり、2015年に病院臨床検査学となった。2006年9月に日高洋が臨床検査部部長に就任し、病院臨床検査学講座と臨床検査部がより円滑に連携して診療・教育・研究に邁進出来る体制となった。


活動

病院臨床検査学講座の教員は、臨床検査部の管理運営にあたると共に、臨床検査部での患者の問い合わせ・急変に対応できるように常にPHSを携帯している。また検査の意義について検査手帳と病院端末からはLI(laboratory information)で照会出来るようにしている。さらに、内分泌・代謝内科での外来業務、病棟業務(特に甲状腺疾患)にも協力して、診療科の立場からの検査の検証にも携わっている。教員は日本臨床検査医学会臨床検査専門医および日本甲状腺学会専門医である。研究においては新しい病態概念の提唱や新規診断法の開発を自己免疫性疾患、遺伝性疾患、腫瘍性疾患で取り組むと共に、検査情報システムに関する研究も行い、論文、特許、学会賞、研究助成補助金等の成果を挙げている。



スタッフ

准教授      日高 洋 (ひだか よう)

講師(兼任)  
高野 徹 (たかの とおる)


*各教員の研究内容・業績・ホームページは氏名をクリックするとリンクできます。