Keywords (alphabetical order): Biosensors, Deafness, Drug, Inner ear, Interdisciplinary approach,
In vivo, Molecular biology, Pharmacology, Physiology


内耳薬物動態の研究

―リアルに捉える“生(ナマ)の”局所現象から臓器が機能するロジックを明らかに―

統合薬理学のホームページへようこそ。2021年(令和3年)1月より統合薬理学を担当しています、日比野 浩と申します。冒頭に一言ご挨拶を申し上げます。当教室は、工学をはじめとする異分野の技術や知識を取り入れて、「人とは何か違ったことをやってみよう!」を信条に研究を進めています。目指すは、「ナンバーワンよりオンリーワン」です。

それぞれの臓器は、様々な種類の細胞からなる組織が巧みに立体構築されて成り立っています。個々の細胞は非常に小さいですが、あるものはダイナミックに動き、またあるものは盛んに電気活動を生じるなど、固有の活動をしています。体の仕組みや働き、病気の発症機構を詳しく知るためには、このような細胞が織りなす局所の“生(ナマ)の”姿を「その場」でリアルに計測すること、そして捉えられた現象を組織や臓器のレベルへとつなげて生体を「システム」として理解する必要があります。この課題に取り組むため、当教室では主に内耳薬物動態を題材にしています。ここでは、医工連携により独自に開発・最適化した計測技術を織り交ぜながら、動物モデルを対象に、“生体内in vivo局所計測”にこだわり、ユニークな研究を展開しています。もちろん、組織学的・生化学的・分子生物学的解析も組み合わせ総合的に研究を行なっています。現在、聴覚と脳および脳疾患の研究も始めています。

教室訓として「情熱・挑戦・創造」を掲げ、個性豊かな自慢の教室員とともに、生命医科学の発展のため、日々楽しくやっています。教室には、物理、化学、あるいは薬学を専門的に学んだメンバーがいます。他大学の理学工学系・医学生物学系の研究者が集う会も主催しています。研究に上下はありません。突拍子もないアイデアを持った若人は特に大歓迎です。一緒に、何か新しいことをしましょう! ご訪問はいつでもウエルカムですので、当教室に興味をお持ちの方は、お気軽に、ご連絡ください。統合薬理学教室をどうかよろしくお願いします。

研究内容

NEWS

大学院生、留学生
募集中!

現在、統合薬理学では、大学院生(修士、博士)、海外からの留学生を募集しています。

  • 分子と器官機能の関係に興味がある!
  • 病気に興味があって、患者さんの役に立ちたい!
  • 誰もやっていないような研究がしたい!
    『ナンバーワンよりオンリーワン』
  • 何か新しい研究分野を自分で作ってみたい!
    『異分野融合研究』

といった、熱意のある方は、

教授 日比野まで! 

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