開催趣旨
大阪大学の免疫学は長い歴史と伝統を持ち、免疫学研究の世界的な拠点の一つとして、著名な研究者が多く集まり世界トップレベルの最先端研究を行っています。
大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブでは、大阪大学免疫学フロンティア研究センターと連携し、本学の「免疫」の研究内容を企業や一般の方にも継続的に届けていくことで、免疫に関する知識を広く啓発するとともに、大阪大学と様々な事業業態の方々が、企業間・組織間の垣根を越え、協働・共創するクロスイノベーションを創出することを目指し、「大阪大学健康・医療クロスイノベーション免疫セミナー」を開催することにいたしました。
第1回目は、未だ終息しない新型コロナウイルス感染症に注目し、「免疫×感染症」をテーマとしました。今後も起こりうる新興感染症へ我々はどう対応すべきか、最先端の活動成果・研究成果を共有し、議論を深めることで、新たな価値創造に繋がることを期待しております。
参加申し込み
■受付を終了しました。
プログラム
*XII:大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ11:30-11:35 開会挨拶
熊ノ郷 淳 大阪大学大学院医学系研究科長
11:35-12:15 基調講演
「新型コロナウイルス感染症 -これまでに分かったことと、まだ分かっていないこと-」
忽那 賢志 大阪大学大学院医学系研究科 感染制御学 教授
12:15-12:35 講演1
「ウイルス感染と免疫応答 -中和抗体による生体防御-」
伊勢 渉 大阪大学免疫学フロンティア研究センター 分化制御 特任准教授(常勤)
12:35-12:55 講演2
「MRSAの院内適応メカニズム探索 -宿主免疫応答、抗菌剤と微生物進化の新知見-」
松岡 悠美 大阪大学免疫学フロンティア研究センター 皮膚免疫学 特任准教授(常勤)
12:55-13:25 パネルディスカッション「免疫力を考える」
<座 長>
藤本 学 大阪大学大学院医学系研究科 皮膚科学 教授/XII ディレクター
<登壇者>
熊ノ郷 淳
忽那 賢志
石井 優
13:25-13:30 閉会挨拶
石井 優 大阪大学大学院医学系研究科 免疫細胞生物学 教授/XII サブディレクター
<司会:島村 実希(XII オフィサー・特任助教)>