開催趣旨
大阪大学の免疫学は長い歴史と伝統を持ち、免疫学研究の世界的な拠点の一つとして、著名な研究者が多く集まり世界トップレベルの最先端研究を行っています。
大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブでは、 大阪大学免疫学フロンティア研究センターと連携し、本学の「免疫」の研究内容を企業や一般の方にも継続的に届けていくことで、免疫に関する知識を広く啓発するとともに、大阪大学と様々な事業業態の方々が、企業間・組織間の垣根を越え、協働・共創するクロスイノベーションを創出することを目指し、「大阪大学健康・医療クロスイノベーション免疫セミナー」を開催しています。
第3回目となる今回は、「免疫×がん」がテーマです。
がんの治療は三大治療の手術、放射線療法、薬物療法が主流でしたが、第四の治療法といわれている免疫療法が近年改めて注目されています。日本人の死因1位である癌に対する最先端の活動成果・研究成果を共有し、議論を深めていきます。
参加申し込み
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プログラム
*XII:大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ
15:30~15:35 開会挨拶
熊ノ郷 淳 大阪大学大学院医学系研究科長
15:35~16:10 基調講演 「免疫細胞の力でがんは治せるか? ~CAR-T細胞療法を中心に」
保仙 直毅 大阪大学大学院医学家研究科 血液・腫瘍内科学 教授/
免疫学フロンティア研究センター免疫細胞治療学 教授
16:10~16:30 講演1
和田 尚 大阪大学大学院医学系研究科 臨床腫瘍免疫学共同研究講座 特任教授(常勤)
16:30~16:50 講演2 「免疫チェックポイント阻害剤の効果と腫瘍免疫微小環境」
小山 正平 大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学 特任教授/
国立がん研究センター先端医療開発センター
免疫トランスレーショナルリサーチ分野 ユニット長
16:50~17:25 パネルディスカッション 「免疫力でがんは防げるか?」
座 長:保仙 直毅
登壇者:和田 尚、藤本 学
17:25~17:30 閉会挨拶
藤本 学 大阪大学大学院医学系研究科 副研究科長/XIIディレクター/皮膚科学 教授