開催趣旨
革新的な医薬品の創出には、アカデミアによる最先端の基礎研究と、企業による実用化・事業化のノウハウを融合させた「産学連携」が不可欠となっています。特に医療ニーズの多様化と高度化が進む現代においては、創薬シーズの発掘や開発を担う大学・研究機関と、それらを実際の製品化・社会実装へと導く製薬企業・ベンチャー企業との早期からの協働が、イノベーション創出の鍵を握っています。
本セミナーでは、グローバルに創薬を展開されているアステラス製薬株式会社の安川健司代表取締役会長を演者に迎え、製薬企業の経営者の視座から見た、創薬の現状と課題、そして死の谷を乗り越えて社会実装につなげるためにアカデミアに期待すること、さらに、日本が直面する医療課題やその根底にある社会保障制度の在り方と、課題を乗り越えた先にあるヘルスケア産業の未来について、ご講演をいただきます。
本セミナーがアカデミアと産業界の橋渡しとなり、次世代の医薬品創出につながる新たな連携の芽を育む契機となることを期待します。
参加対象
・本学の医学系研究科(医学専攻・保健学専攻)・医学部附属病院、歯学研究科、薬学研究科、生命機能研究科、工学研究科、理学研究科等のライフサイエンス系部局等・共創機構の教員、研究員、医員、研修医、大学院生、共同研究講座等の企業研究員等
・産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ連携機関(企業・団体)構成員
*本セミナーは、医学系研究科大学院の研究セミナーの対象となります。
参加申し込み
参加をご希望の方は、お申し込みフォームよりお申し込みください。
②会場(オンサイト)参加の場合
申込期限: 令和7年7月28日(月)17時00分まで
期日までに「会場参加申込み」のボタンをクリックの上、参加登録の入力画面に必要事項を登録願います。
参加登録後、産学連携・クロスイノベーションイニシアティブから登録したメールアドレス宛に参加受付メールが届きます。
翌日になっても参加受付メールが届かない場合は、再度参加申し込みを行ってください。
当日は、上述の参加受付メールの印刷版を受付でご提示いただくか、携帯電話の参加受付メールの画面をご提示願います。
なお、会場の収容人数の関係上、150名程度までご参加いただけますが、参加申込の受付順となりますので予めご了承願います。定員に達し次第、会場参加の受付は終了させていただきます。
参加申込期限: 2025年7月28日 17時00分
②オンライン参加の場合
申込期限: 令和7年8月4日(月)16時00分まで(セミナー開始時時刻まで受け付けます)
期日までに「オンライン参加申込み」のボタンをクリックの上、参加登録の入力画面に必要事項を登録願います。
参加登録後、Zoomから登録したメールアドレス宛に参加受付メールが届きます。
翌日になっても参加受付メールが届かない場合は、再度参加申し込みを行ってください。
セミナー当日は、参加受付メールに記載の参加方法によりサインインの上ご参加願います。
参加申込期限: 2025年8月4日 16時00分
プログラム
【司会進行】
藤本 学
大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院
産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ
ディレクター
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16:00~16:05 【開会挨拶】
熊ノ郷 淳
大阪大学 総長
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16:05~17:05 【講演】
「 日本の創薬研究に今こそ必要な心得
~産学連携や創薬研究における企業の視点からアカデミアに期待したいこと~」
安 川 健 司
アステラス製薬株式会社 代表取締役会長
17:05~17:15 【質疑応答】
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17:15~17:20 【事業紹介】
「アドボガシー部事業紹介」
福士 納
アステラス製薬株式会社 アドボガシー部 部門長
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17:20~17:25 【閉会挨拶】
石井 優
大阪大学 大学院医学系研究科長
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