「ひっこし」
梅雨です。盆地の京都の梅雨は湿度が半端じゃないです。初めて京都で迎えた梅雨は、押入に片付けていた鞄にカビが生えました。そんな辛い思いでも5年前のことです。 気付けば今年で6年目、加藤研はこの6年間で色々変わりました。一番変わったことは研究室の場所です。私が来た時、加藤研は本部キャンパスの工学部9号館にあり、学生も研究員も皆そこに自分の机を並べていました。今の加藤研は3カ所あります。生命科学研究科と人文科学研究所とiCeMSです。 場所が離れていると不便なこともあります。特にメンバー間でコミュニケーションをとる機会は少し減ったかもしれません。一緒の部屋で毎日顔を合わせていると、何気ない会話から自然と情報交換ができます。研究の進み具合や悩みなども一緒に考える機会が増えます。加藤研には様々なモチベーション、背景(専門分野)を持ったメンバーが集まっているの で、メンバー同士のちょっとした雑談が貴重な経験となります。私も今までメンバーから多くの知識や刺激をもらいました。 コミュニケーションの機会は若干減ったかもしればせんが、場所が増えたことはマイナスばかりではありません。加藤研が3カ所になったことは、それだけ扱うテーマも広がったことを意味しています。また研究員の数も増えました。そして、場所が離れているといっても、3カ所とも同じ吉田キャンパス内です。すぐに会いに行けるし、一緒にランチをしたり、飲みにいったり気軽にできる距離です。 梅雨が明けたら、加藤研で(私が経験する)3度目の引越です。新しい部屋も同じく吉田キャンパス内です。これで加藤研は4カ所になり、メンバーも増える予定です。 夏の引越は少し辛いですが、新しい環境を作ることもまた楽しみです。 (白井哲哉)
「年度の初めに振り返る」
久しぶりのひとこと日誌です。 この日誌を書くにあたり、加藤研にやってきて何年目だっけ?と考えてみました。 ついでにつらつらと過去を振り返ると・・・ 最初に加藤さんの名前を聞いたのは、2004年。 高槻市にあるJT生命誌研究館(http://www.brh.co.jp/)でアルバイトをしている時でした。 実物の加藤さんに出会ったのは、2005年。 京大人文科学研究所の勉強会をのぞかせてもらったときに「初めまして」のご挨拶をし、そして、同じ年の10月に京大博物館で開催された「視覚障害者とともに考えるサイエンスコミュニケーション(http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_event/2005/051016_2.htm)」で講演を聞いたのでした。 この頃は、加藤研のメンバーに加わることになるとは、そして、京大博物館でもお仕事をすることになるとは、思ってもみませんでした。 人生、何がおこるか分かりません。 そして、加藤研にやってきたのは、2008年の春。 今年は4年目です。 これまでのお仕事の整理と新しい事へのチャレンジをバランスよく進める1年にしたいです。 (水町衣里) 追伸:チャレンジする新しい事の1つはこちらです。 アート、サウンド、サイエンス「ちょっとブルブルしませんか?」 http://www.icems.kyoto-u.ac.jp/j/rsch/scg/2011/06/04-cx03.html
「はじめまして」
桜の季節に大学院の入学式を終え、研究室に来て1ヶ月半が過ぎようとしています。毎日、日本語やら英語やらで、大量の文献や論文を読む日々です。 思えば、私はサラリーマン記者時代、「とにかく現場現場」と叩き込まれ、ものを考える暇もなく走り回っていました。でも、現場に行ったからといってすべてがわかるわけでもなく、その場限りで情報を処理していることに矛盾を感じている日々でした。 大学院では、好きなだけ本を読んだり、調べたり、これまでの研究者たちが蓄積した知識に触れることができます。でも、逆に大学にこもってばかりいると、社会で何が起きているか見えにくくなります。 今、ここで起こっていることを見つめる視点と、ものごとを俯瞰して見る視点、両方を失わず、2年間有意義に過ごしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 (鈴木和歌奈)
「自転車通勤」
この4月から加藤研のメンバーになり、 京都に住むことになりました↑ それまでは福岡に住んでたんですが、 京都は福岡より駐車料金が高いので、 思い切って、愛車から自転車に変えることにしたんです。 通勤を始めた当初は、桜並木を見ながら(京都って桜の名所が沢山ですねっ)、 毎日、メタボ対策なんて幸せだ~と思っていました。 しかし、4月って平日ばかり雨が降りましたよね↓ 結局、バスばかり使ってしまったんです。全く痩せれません。。むしろ太ってます。 もう全然、駄目ばい!(おっと博多弁が・・・) 次はダイエットに向けて、流行のキャベツでも買いに行こうと思ってます。 自転車で(^^;;) (三成寿作)
「京都デビュー2」
京都に引越してきて、初めての夏を迎えます。 よく「京都の夏はすごく暑い」と言われますが、蒸し暑いことに かけては大阪もかわらないと思うので耐えられるはず・・・。 大阪の八尾市で育ち、香川や奈良にも住みましたが、 京都の街の美しさ、お洒落ぶりにびっくりしています。 びっくりしているというか、落ち着きません。 女の人が読む雑誌で、京都しかないの!?というくらい 京都特集が組まれる理由が今更ながら納得できました。 大阪は市内でも生活臭みたいなものがあるんですけど 京都(市内しか知りませんが)にはそれが全く感じられないです。 たまに八尾に帰ると、ほっとしてしまうのでした。 (岡田美木)


