大阪大学大学院医学系研究科 生体物理工学講座 鎌田佳宏 研究室

超音波検査法(ultrasonography)は比較的簡便で侵襲性がないため、多くの被験者にとって受けやすい検査です。安全性が高いため、妊婦や高齢者にも安全に行える検査方法です。近年、技術開発の進歩により、臓器の硬さや脂肪量の定量が可能となり、病態進展を正確に評価することができるようになっています。また機器の小型化により、訪問診療に用いることが可能な携帯型超音波装置も使用可能となっています。私たちの研究室ではこの超音波検査をツールとして消化器疾患の非侵襲的診断方法(noninvasive test: NIT)を開発していくことを目指しています。消化器疾患の病態と超音波診断をリンクさせることにより、より良いNIT開発を行っていきます。
Copyright © 2021 大阪大学大学院医学系研究科 生体物理工学講座 鎌田佳宏 研究室 Osaka University All rights reserved.