診療について 【患者さまへ】

診療スタッフ

科長 下村 伊一郎
副科長 福原 淳範
診療局長 西澤 均
外来医長 片上 直人
病棟医長 宮下 和幸

 このほか、多くの教員(准教授、講師、助教)、医員および大学院生、研究生、総勢約65名が医学部附属病院 糖尿病・内分泌・代謝内科の運営に当たっています。さらに医学部保健学科・木原進士教授、久保田稔招聘教授、宝塚大学・巽圭太教授、りんくう総合医療センター・高野徹 主任部長ほか学外医師も診療に参加しています。

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診療内容

糖尿病・内分泌・代謝内科においては、糖尿病、肥満症、脂質異常症、高血圧症、痛風・高尿酸血症等の代謝性疾患、および間脳・下垂体疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、副腎皮質および髄質疾患、性腺疾患、骨粗鬆症等の内分泌疾患を対象としており、種々の専門的診療を行っています。

中でも当科の特徴としては、各種負荷試験の結果をもとに患者さまの病態をきめ細かく分析し、ライフスタイル・社会的背景も考慮した治療法を提案し、患者さまとともに治療法を選択し継続治療していくことがあげられます。例えば、一口に「糖尿病」といっても、内臓脂肪蓄積をベースとした糖尿病からインスリンを産生するβ細胞が枯渇した1型糖尿病まで、その病態は千差万別です。生活習慣病の予防・治療を実践し、糖尿病学習を重視した入院コースを用意する一方、先進的な医療としては人工膵臓を用いた一人一人の糖尿病患者さんの病態解析、インスリンポンプ療法やSAP療法の導入、1型糖尿病に対する膵/膵島移植・膵腎同時移植の適応評価や移植前後の糖尿病治療、腹部インピーダンス法による内臓脂肪量の測定、高度肥満症に対する減量・代謝改善手術の適応・術前評価などを行っています。内分泌疾患についても、きめ細かい検査と外科との十分な連携により、最近では内分泌腫瘍に対する新たな放射線内照射療法も導入し、一人一人に最適な治療を提案しています。

診療内容について(糖尿病・内分泌・代謝内科|大阪大学医学部附属病院)

病棟体制

医学部附属病院東12階の糖尿病・内分泌・代謝内科病棟では、常時25名前後の患者さんが入院されており、研修医を含む約20名の医師が患者さんごとにチームを組み、診療にあたっています。チームは専門医資格をもつ医師が中心になり、さらに科長や病棟医長などの指導層が定期的に回診をおこなっています。また、すべて医師が一同に介する診療科カンファレンスを毎週おこない、管理栄養士、看護師など多職種からの多角的な視点でチーム医療を行い、質の高い診療を目指しています。

外来診察スケジュール

 詳しくはこちら(糖尿病・内分泌・代謝内科|大阪大学医学部附属病院)をご参照ください。