診療について 【医療関係の皆さまへ】

診療科案内

糖尿病・内分泌・代謝内科は、糖尿病専門医、内分泌代謝科専門医、甲状腺専門医、肥満症専門医を含む約65名の医師が一体となり、糖尿病を中心とする糖代謝疾患、肥満症、脂質代謝異常、痛風、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、視床下部下垂体疾患、副腎疾患、性腺疾患、骨粗鬆症など内分泌・代謝疾患全体を対象に診療を行っています。

外来は、内科東外来(消化器内科、免疫・アレルギー内科、糖尿病・内分泌・代謝内科)を構成し、14診ある診察室のうち9診から14診にて診療を行っています。病棟では25~28床(東12階、放射線治療は東3階)のベッドを有しており、糖尿病の教育目的入院、合併症の総合的評価、バセドウ病・内分泌腫瘍に対する放射線内照射治療も含めた内分泌疾患の診断・治療目的の入院を実施しています。それに加え周術期の血糖管理、内分泌疾患の術前管理を中心とした共観も積極的に行い常時100名(当院全病床の約10%)の診療に当たっています。

外来部門として特筆すべき点は、糖尿病ケア・看護外来、糖尿病センターを有していることが挙げられます。糖尿病ケア・看護外来は、糖尿病患者を対象としたフットケアを行い、糖尿病足病変の発症、再発予防と足の自己管理啓発に努めています。また自己血糖測定、CGM(Continuous Glucose Monitoring, 皮下連続式グルコース測定)の指導やインスリン製剤をはじめとする自己注射の指導も行っています。糖尿病センターの設立により、外来において医師、管理栄養士、看護師が同一エリアにて会することが可能となり、チーム医療の展開、地域の医療や介護との連携がよりスムースになっています。

今後も内分泌・代謝内科全体の診療をカバーすると共に、当科としての特徴を生かした診療(1型糖尿病に対するインスリンポンプ療法・SAP(Sensor Augmented Pump:リアルタイムCGM機能を搭載したインスリンポンプ)療法や膵/膵島・膵腎同時移植の適応評価や移植前後の糖尿病治療、内分泌腫瘍に対する内照射療法、高度肥満症に対する減量・代謝改善手術の適応・術前評価など)を行い、地域の先生方と紹介・逆紹介を通じて連携し、患者さんに還元したいと考えております。

患者さんのご紹介に関しては、紹介状持参の上、患者さんに直接当院を受診していただくか、当院保健医療福祉ネットワーク部を通じて診療日時等の予約後に受診して頂くことができます。是非ご紹介をお願いいたします。

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(糖尿病・内分泌・代謝内科|大阪大学医学部附属病院)