研修について

医学生・研修医の皆さんへ

 糖尿病・内分泌・代謝内科が対象とする疾患は、糖尿病、肥満症、脂質代謝異常等の代謝疾患や、視床下部下垂体疾患、副腎疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、性腺疾患、骨粗鬆症等の内分泌疾患など、全身におよびます。また、糖尿病・内分泌・代謝疾患は、動脈硬化症をはじめ、他臓器の重要な疾患の原因になることも少なくありません。それは、内分泌や代謝といった生命現象が、生体の恒常性維持に重要な役割を担っているからです。内科の臓器別診療がすすむ中、糖尿病・内分泌・代謝内科医は、こうした生命のしくみをふまえて全身を診る目が必要とされ、他臓器の疾患を未病にとどめる重要な責務も担います。一人一人の患者さんの、一生を考えた医療に携わることが多いのも当科の特徴です。

 将来、糖尿病・内分泌・代謝内科領域の専門医になることを考えている皆さんはもちろん、内科の中での専門領域をまだ決めかねている皆さんも、ぜひ一度当科にアクセスして、ご相談ください。皆さんのご希望や、適正に応じた研修コースを提案できるものと思います。

後期研修のご案内

2018年度から開始された新内科専門医制度において、内科専門医は2年間の初期臨床研修の後、3年間の研修を通して育成されます。そして内科サブスペシャルティー領域の専門医を取得するには、本制度における「内科専門医」の資格を取得することが必須となります。阪大病院内科系科は、基幹施設として「大阪大学医学部附属病院内科専門研修プログラム」を用意するとともに、大阪府下および阪神地区の基幹施設プログラムに連携施設として登録し、「内科専門医」を育成しています。その中で当科は糖尿病・内分泌・代謝疾患領域の研修教育を行っていますが、さらに本領域のサブスペ重点コースを担当しています。当科で取得可能なサブスペシャルティー専門医は、糖尿病専門医、内分泌代謝科専門医の他、肥満症専門医、動脈硬化専門医、甲状腺専門医です。将来、糖尿病・内分泌・代謝領域を専門とすることを考えている医学生、初期研修医の方々は、先ずは下記までご連絡ください。皆さんの目的、希望に沿ったプログラム選択のご相談をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

問い合わせ窓口:kensyu(at)endmet.med.osaka-u.ac.jp
((at)をアットマーク@として送信して下さい。)
大阪大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌・代謝内科 研修担当

大学院のご案内

 内分泌・代謝内科学教室は臨床系の教室ですが、大学院出願資格に関しては、必ずしも医学部出身、医師国家試験合格者である必要はありません。現在、他学部卒業生および他大学修士課程卒業生も大学院生(博士課程)として多数在籍し、研究に取り組んでいます。 詳しい研究内容や、出願方法については、下記のリンクをクリックしてください。

■大阪大学医学系研究科医学部 入試・教育情報

研究グループ紹介

内分泌・代謝内科 第1研究室
内分泌・代謝内科 第2研究室
内分泌・代謝内科 第3研究室
内分泌・代謝内科 第4研究室