「3月の車内の光景から」
この一年、自宅が在る奈良から京都へ通っていますが、3月に入ってから電車の中の様子が日々異なる気がします。 “今日は妙な緊張感が漂っている”と思ったら、受験生があちこちに。 “今日は少々騒がしい”と感じた時には、ハイカースタイルのおばちゃん達。 “羨ましい”と思った日には、目の前に旅行鞄を提げた学生が。 “今日は華やか”と思った時には、袴姿・振り袖姿に既に視線が向いていました。 “はしゃぐ幼い声”の方を向くと、両親に手をつながれて卒園式に向かう子どもの姿が。 等々。。 これまでにも季節の変わり目には、制服が変わったり、長期休み前後に突然空いていたり混んでいたりしましたが、 これほど毎日のように車内の光景が違ったことは無かったように思います。 そして連日のこの光景は、否応無しに年度の節目を感じさせます。 研究室でも、まだまだと思っていたのに・・・ 月曜日は事務補佐員の黒田さんの送別会。 そして水曜日には、修士を修了して卒業する井出さんの送別会でした。 寂しくなりますが、新たな場所で活躍する姿を想像すると、寂しさよりも期待感が膨らみます。 黒田さん、お世話になりました。 井出さん、卒業おめでとうございます。 (川上 雅弘)


