臨床検査部概要

阪大検査部の検査室

臨床検査部は下記の5部門と高度救命救急センター検査室よりなる。67名の臨床検査技師・衛生検査技師(67名中、保健学博士が8名、医学博士が1名、薬学博士が1名)が専任医師(日本臨床検査医学会臨床検査専門医)とともに検査を担当している。また、各種学会等の機関より種々の認定資格を取得している技師が多数あり、日々研鑚に励んでいる。なお、当院は日本臨床検査医学会認定病院である。

  1. 検体システム管理部門
  2. 臨床化学検査部門(生化学検査室、免疫化学検査室、内分泌・腫瘍マーカー検査室)
  3. 血液検査部門(血液検査室、止血検査室、一般腎機能検査室)
  4. 感染症免疫検査部門(感染微生物検査室、感染免疫検査室)
  5. 生理検査部門(超音波検査室、心電図検査室、肺機能検査室、神経生理検査室)

実施している検査の運用法により、下記のように分類される。
ルーチン検査:通常の検査依頼で実施される検査であるが、生化学項目などの多くの検査項目を即日結果報告できるように努めている。
診察前検査:一定の重要な検査項目について、検査依頼後できる限り速く(採血後または採尿後1~2時間)結果報告する検査で、その日の検査結果をみて診察できるようにしている。
緊急検査:現場で採血された検体の特に重要で急ぐ検査項目を最優先で24時間にわたり測定する検査で、30分以内に結果を報告している。
予約検査:あらかじめ予約を必要とする検査で検体検査の一部と外来の心電図およびマスター負荷心電図以外の生理検査が含まれる。