大阪大学大学院医学系研究科
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分子病態生化学
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Department of Molecular Biology and Biochemistry, Graduate School of Medicine, Osaka University
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メンバー紹介(過去の在籍者)

花木 英明
花木 英明

履歴

2003年3月 広島大学医学部医学科卒業
2003年4月〜 広島大学附属病院勤務(第2外科)
2004年4月〜 松山赤十字病院
2006年4月〜 広島鉄道病院
2008年4月〜 広島大学病院(第2外科)
2008年10月〜 土谷総合病院
2009年4月〜 広島大学大学院 医歯薬学総合研究科 分子細胞情報学教室 大学院生
2009年12月〜 大阪大学大学院 医学系研究科 分子病態生化学教室 特別研究学生

研究内容

研究テーマ1: Wnt関連蛋白質を分子標的とした癌の診断及び抗体を用いた治療開発

Wntシグナル経路の異常が、大腸癌、肝癌、子宮癌などの発生や悪性化に関与することが示唆されている。そこで、まず、癌におけるWnt関連蛋白質発現とその浸潤・転移能との関係について検証する。そして、浸潤・転移能の高い癌に対する分子標的治療としてWnt関連蛋白質抗体を用いた浸潤・転移抑制効果を解析し、臨床応用の可能性について検討する。

研究テーマ2: 翻訳後修飾によるWnt蛋白質の機能制御の解析

Wnt蛋白質は糖鎖や脂質の修飾によって、その機能発現が制御されていると考えられている。これまでにWnt3aとWnt5a蛋白質について解析したところ、糖鎖はWnt蛋白質の分泌に、パルミチン酸はWnt蛋白質の機能発現に必要であった。しかし、Wnt11においては、これらのWntでは脂質修飾を受けているシステイン残基は保存されているが、脂質修飾は受けておらず、その周辺のアミノ酸配列が異なっている。そこで、変異体を作製し脂質修飾に必要なアミノ酸配列を同定することにより、翻訳後修飾によるWnt蛋白質の機能制御を明らかにする。

その他

学生時代は剣道部に所属
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大阪大学大学院医学系研究科 分子病態生化学
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