RNA BIOLOGY & NEUROSCIENCE

深掘りしたRNA生物学の研究成果から神経変性疾患の病態解明に挑む

私たちの研究室は、RNA病態学という新たな研究領域の創造と展開を目指しています。RNA結合タンパク質の機能異常、スプライシングやRNA編集などの修飾異常、non-coding RNAの機能障害など、あらゆるRNAの代謝に関わる異常が、どのようなヒトの病気と関連するのか解明することを目指しています。特に、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) をはじめとした神経難病の原因解明と治療法の確立を目的とした研究に力を入れています。

また、ウェット(分子生物学的実験)とドライ(バイオインフォマティクス)の融合を重視しており、希望すれば両者を学び、研究することができる国内では数少ない研究室の1つです。

当教室では主に以下のようなテーマに関する研究を行っています。

当教室では、RNA編集・修飾、RNA免疫、ALSの研究に意欲的な方を募集しています (助教ポストあり)。簡単な経歴とともに、いつでも ご連絡 ください。また、当教室の研究に興味のある意欲的な修士・博士課程の学生を常時募集しています。学振の受け入れ先として、また研究生として研究に携わってみたいという方も歓迎します。経験は問いませんので、いつでも気軽に ご連絡 ください。

NEWS & TOPICS

2023.6.23
三宅さんのがん関連変異がもたらすMETTL14の標的変化とその意義を明らかにした論文が Cell Reports誌 に掲載されました。プレスリリース はこちら。
2023.6.13
Stanford大学のJin Billy Li博士にセミナーをしていただきました。当日の様子 はこちら。
2023.5.18
YanfangさんのADAR1 p150が触媒する新たなRNA編集部位を同定した論文が JBC誌 に掲載されました。
2023.5.1
RNA編集を応用した遺伝子治療に関する総説が、Clinical Neuroscience誌 に掲載されました。
2023.4.1
笹野さん、Yooさん、Gaoさんが新たに メンバー に加わりました。
2022.12.7
中濱さんが、日本免疫学会研究奨励賞 を受賞しました。おめでとうございます。
2022.12.5
中濱さんの総説が、International Immunology誌 に掲載されました。
2022.11.7
技術職員の手嶋さんが着任しました。
2022.10.14
杉原さん、加藤准教授のシングルセル比較解析アルゴリズムCAPITALの論文が、Nature Communications誌 に掲載されました。プレスリリース はこちら。
2022.9.5
I型インターフェロノパシーに関する総説が 実験医学増刊号 に掲載されました。
2022.8.29
石澤さん、石戸さん、安岡さんが基礎医学講座配属で実習を始めました。
2022.7.20
RNA編集に関する総説が 実験医学増刊号 に掲載されました。
2022.7.1
左巻きRNAに関する総説が 臨床免疫・アレルギー科 に掲載されました。
2022.6.1
中濱さんのRNA編集に関する総説が 臨床免疫・アレルギー科 に掲載されました。
2022.4.1
杉原さんが厚労省 基礎研究医プログラム に採用されました。
2022.4.1
Wuさんが新たに メンバー に加わりました。
2022.4.1
加藤さんが准教授に昇格しました。
2022.3.31
林准教授が定年退職されました。
2022.3.24
井上さんが 山村賞 を受賞しました。
2022.3.8
林准教授、Yanfangさん、井上さんの送別会をしました。
2022.2.18
左巻きRNAの総説が 実験医学3月号 に掲載されました。
2021.12.13
井上さんの論文が、J Immunol誌12月15日号の Top Reads論文 に選ばれました。
2021.11.12
井上さん (医学科6回生)のAGS型ADAR1変異マウスを解析した論文が、The Journal of Immunology誌 に掲載されました。
2021.10.23
中濱さんのZ-RNA制御についての総説が、Int J Mol Sci誌 に掲載されました。
2021.10.20
RNA編集の総説が、実験医学増刊号 に掲載されました。
2021.10.14
加藤さんの慶應義塾大学とのRNA2次構造予測法開発に関する共同研究が Briefings in Bioinformatics誌 に掲載されました。また、国内のメディアで紹介されました。日本経済新聞日経バイオテク日刊工業新聞
2021.10.9
中濱さんのZ-RNA制御についての成果が、国内外で紹介されました。Trends Immunol日経メディカル日刊工業新聞
2021.9.14
中濱さんのZ-RNA制御についての論文が Immunity誌 に掲載されました。また、Preview で紹介されました。プレスリリース はこちら。
2021.8.30
伊東君、河上君、佐藤君、澤井君、鈴木君が基礎医学講座配属で実習を始めました。
2021.6.1
Kimさんが日本学術振興会特別研究員 (PD) となりました。
2021.5.24
学士編入の石澤君が基礎医学体験実習で実習を始めました。
2021.5.14
技術職員の入江さんが着任しました。
2021.5.13
KimさんのAdar1 p110ノックアウトマウスの仕事が、PLOS Genetics誌 に掲載されました。
2020.12.16
中濱さんのZ-RNA制御についての論文を bioRxiv に公開しました。
2020.8.31
池側君、平田君、加納君が基礎医学講座配属で実習を始めました。
2020.8.1
Pedroさんの神経疾患におけるRNA編集異常をまとめた総説が、Methods in Molecular Biology誌 に掲載されました。
2020.6.7
加藤さんの研究がサイバーメディアセンターで特集されました。YouTube で視聴できます。
2020.4.1
Kimさんが学振DC2に採用されました。
2020.4.1
事務担当の安森さんが着任しました。
2020.3.25
新村君が 山村賞 を受賞しました。
2020.3.13
TuangさんのT細胞分化におけるADAR1の役割を解明した論文が、The Journal of Immunology誌 に掲載されました。
2020.3.10
Pedroさん、Tuangさん、桐原さん、新村君、田村さんの送別会をしました。
2020.1.29
中濱さんの免疫系におけるRNA編集の総説が、Cell Mol Life Sci誌 に掲載されました。
2020.1.27
新村君と加藤助教の遺伝子変異検出プログラムを開発した論文が、Bioinformatics誌 に掲載されました。
2020.1.15
PedroさんのRNA編集の責任酵素を個体レベルで解析した論文が、RNA誌 に掲載されました。
2019.11.29
杉原君、加藤さんのsingle-cell RNA-seqデータを用いた新しい樹型図解析方法を bioRxiv に公開しました。
2019.11.1
生命機能研究科の兼任となりました。
2019.10.29
PedroさんのRNA編集の責任酵素を個体レベルで解析した論文を bioRxiv に公開しました。
2019.9.3
原田君、山崎君、河村君、吉元君が基礎医学講座配属で実習を始めました。
2019.5.13
Pedroさんの神経疾患におけるRNA編集異常をまとめた総説が、Methods in Molecular Biology誌に受理されました。
2019.4.5
お花見@吹田キャンパス
2019.4.1
藤堂さん、張さんが新たにメンバーに加わりました。
2019.3.23
イタリアで開催されたGordon Research Conferenceで、中濱さん、Tuangさん、Pedroさんが研究成果を発表しました。リンク
2018.12.13
河原が医学のあゆみで企画したリピート病の病態機構の特集が発刊されました。
2018.12.6
中濱さんの論文が、EMBO Reports誌の表紙News&Viewsに取り上げられました。
2018.9.28
中濱さんのT細胞におけるRNA編集の意義を解明した論文がEMBO Reportsに受理されました。リンク
2018.9.3
井上君、大原君、杉原君、三木君が基礎医学講座配属で実習を始めました。
2018.8.23
大島君のBNAプローブを用いたm6A効率定量法の論文がChemCommに掲載されました。
2018.4.20
桐原さんが新たにメンバーに加わりました。
2018.4.1
黄さん(台湾)が新たにメンバーに加わりました。
2018.4.1
Tuangさん(タイ)が学振DC2になりました。
2018.4.1
森田さんが、和歌山県立医大講師として栄転されました。
2018.3.15
森田さん、植村さん、梶本さん、大島君の送別会をしました。
2018.1.12
森田さんらの論文がMolecular Cancer Research誌に掲載されました。
2017.10.16
Tuangさん(タイ)が学振DC2に採用内定しました。
2017.10.1
国費留学生の邢さん(中国)、医学科2回生の井上君が新たにメンバーに加わりました。
2017.7.20
医学科1回生の山崎君が新たにメンバーに加わりました。
2017.7.12
スペインから短期留学に来られたAliciaさんの論文がGene誌に掲載されました。
2017.7.11
植村さんのMatrin3の論文がGenes to Cells誌に掲載されました。
2017.5.4
三宅さんのCAPS1の論文がF1000Primeに推薦されました。
2017.4.11
宮崎さんの歓迎会をしました。
2017.4.10
米国ウイスター研究所の西倉和子教授にセミナーをしていただきました。
2017.4.1
神経変性疾患が専門の宮崎特任助教が新たにメンバーに加わりました。
2017.3.28
三宅さん、チャールズ、ジェイコブの送別会をしました。
2017.3.22
三宅さんが平成28年度博士課程優秀者に選出されました。
2016.11.24
シカゴ大学の宮崎博士にセミナーをしていただきました。
2016.11.16
三宅さんの論文がCell Reports誌に掲載されました。 リンク1, リンク2
2016.10.31
新村君、上原君が基礎医学講座配属で実習を始めました。
2016.10.21
三宅さんの論文がCell Reports誌に受理されました。
2016.10.1
Kimさんが新たにメンバーに加わりました。
2016.4.25
カンザス州立大学の浅野桂教授にセミナーをしていただきました。
2016.4.4
イスラエル・テルアビブ大学のRechavi博士にセミナーをしていただきました。
2016.4.1
RNAバイオインフォマティクスが専門の加藤助教、修士課程学生大島さん、国費留学生Labiosさんが新たにメンバーに加わりました。
2016.3.28
余越さんが平成27年度山村賞を受賞し、博士課程優秀者に選出されました。
2016.3.22
余越さんと山本さんの送別会をしました。
2016.3.2
余越さんの育志賞授賞式がありました。
2016.1.29
余越さんが、日本学術振興会育志賞を受賞されました。 リンク1, リンク2
2015.11.13
東京大学分生研三嶋助教にセミナーをしていただきました。
2015.11.11
歓迎会をしました。
2015.11.4
浅田君、櫻井君が基礎医学講座配属で実習を始めました。
2015.10.1
タイからTuangさんが大学院博士課程に留学されてきました。
2015.8.24
林・森田グループの研究成果がPLoS One誌に掲載されました。
2015.7.27
三宅さんが、第17回日本RNA学会年会にて、優秀賞を受賞しました。
2015.5.29
林・森田グループの研究成果がScientific Reports誌に掲載されました。
2015.4.1
河原教授が医学系研究科附属共同研究実習センターのセンター長に就任しました。
2015.4.1
ホームページを更新しました。
2015.1.30
ホームページを開設しました。
2015.1.30
TDP-43の断片化に関する論文がNature Communications誌に掲載されました。
2015.1.5
PAR-CLIP法を解説した論文がMethods in Molecular Biology誌に掲載されました。
2014.12.12
余越さんが、2014年度包括脳ネットワーク冬のシンポジウムで若手優秀発表賞を受賞されました。
2014.11.1
河原教授が、日本医師会医学研究奨励賞を受賞しました。
2014.9.26
技術補佐員の岡田さんの送別会をしました。
2014.9.19
研究室の改装と引っ越しが終わりました。
2014.8.1
余越さんが、第16回日本RNA学会年会にて、優秀賞を受賞されました。
2014.7.22
スペインから1ヶ月間研究留学に来られたAliciaさんの送別会をしました。
2014.7.14
Molecular Cell誌の研究内容を紹介した総説が、新着論文レビューに掲載されました。無料でダウンロードできます。
2014.6.20
余越さん、李さん、山本さんの論文がMolecular Cell誌に掲載されました。(リンク1, リンク2
2014. 4.10
歓迎会・顔合わせ会をしました。
2014.4.1
植村さんが学振DC2、余越さんが学振DC1に採用されました。
2014.4.1
神経遺伝子学教室を立ち上げました。