「運動器」とは神経・筋・骨格系の総称であり、構成する組織・器官の協調的な連動によって身体運動が実現されます。
「運動器を構成する組織・器官の構造」と、「運動器の機能及びヒトの身体運動・行動」の相互作用をマルチスケール(ミクロな構造・機能からマクロな行動まで)な視点で生体力学(バイオメカニクス)に基づき理解することを目的としています。
関節内の微細な構造と機能の計測・制御、医用画像によるヒト生体内の可視化、モーションキャプチャ・ウェアラブルセンサによる身体運動・行動の計測など、多様なモダリティを用いて研究を進めています。
また、演繹・帰納的の双方から新たな計測・データ解析手法の研究開発も進めています。