大阪大学大学院医学系研究科 健康スポーツ科学講座 神経情報学教室/Yanagisawa Lab 大阪大学大学院医学系研究科 健康スポーツ科学講座 神経情報学教室/Yanagisawa Lab

JPEN

近田グループ

身体の“しくみ”と“はたらき”から読み解く、
ヒトの動きのデザイン

ヒトの構造・機能・行動の
マルチスケール・バイオメカニクス研究

「運動器」とは神経・筋・骨格系の総称であり、構成する組織・器官の協調的な連動によって身体運動が実現されます。
「運動器を構成する組織・器官の構造」と、「運動器の機能及びヒトの身体運動・行動」の相互作用をマルチスケール(ミクロな構造・機能からマクロな行動まで)な視点で生体力学(バイオメカニクス)に基づき理解することを目的としています。
関節内の微細な構造と機能の計測・制御、医用画像によるヒト生体内の可視化、モーションキャプチャ・ウェアラブルセンサによる身体運動・行動の計測など、多様なモダリティを用いて研究を進めています。
また、演繹・帰納的の双方から新たな計測・データ解析手法の研究開発も進めています。

 

運動器の構造
運動器の機能

関節レベル 

運動器の構造
医用画像解析による関節構造の統計形状モデル
運動器の機能
医用画像解析による正常・疾患の関節運動の分析

3Dスキャンによる関節の軟部組織の構造と部位依存的変形の分析
医用画像解析による靭帯機能の予測

多関節レベル 

運動器の構造
医用画像に基づく個別化筋骨格モデルの開発
運動器の機能
モーションキャプチャによる計測の高度化と多関節の協調運動の分析

全身レベル 

運動器の構造
全身MRI画像(Whole-Body-MRI)による筋骨格形状データベースの構築
運動器の機能
各種ウェアラブルセンサによる生体情報・身体運動・行動の分析