はじめに(病院長挨拶)

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    センター長

    大阪大学専門研修プログラムについて

     新専門医制度は4年目を迎え多くの領域で新しい制度の専門医が誕生し、今後の活躍によりその価値が試されるときが来ています。 しかし、新型コロナウイルス感染による診療や学術活動の制限のために十分な研修ができずに研修期間の延長が認められた領域もあります。新型コロナウイルスは皆さんの研修に暗い影を落とす一方でこれだけ世間が医療に注目した時代もなかったと思います。皆さんの第一線での活躍に対する期待は極めて大きく、この戦いの勝利のための重要なポイントであるのは間違いありません。

     また、この4年間の間にも専門医制度は大きく変動しました。特に診療科及び都道府県における医師の偏在を是正するためのシーリング制度やサブスペシャルティとの連動研修の制度など解決すべき問題が分かってきました。シーリングについて大阪府はいくつかの診療科でシーリングがかかっております。大阪府としては決して医師が余っているわけではないので専門医機構に定数の見直しの要望を出しております。一方で、大阪大学としては大阪大学及び関連施設で専門医研修をしたいという専攻医の希望に一人でも多くこたえるべく、大阪府以外の施設と連携を強めながら、我々の専門研修プログラムに参加していただける先生を増やしたいと思っております。このようにシーリングに関係している診療科を希望される先生方においては、できるだけ早く診療科とコンタクトを取ってプログラムヘの参加を表明していただくことでスムー ズな研修が可能になりますのでよろしくご対応お願いします。

     大阪大学の使命は附属病院での臨床、研究、教育を充実させることですが、それと同様に大阪大学の関連施設に優秀な人材を派遣し、大阪そして関西全体の医療に対して貢献するということが更に重要であると考えています。皆様の長い医師人生において専門医の取得はまだまだそのスタートに過ぎません。私たちが考える優秀な人材というのは単に専門医を取得したというだけの医師のことではありません。あるものは基礎研究し、あるものは海外留学し、あるものは手術の研鑽に他施設で修業し、そういった将来も含めた生涯学習を通じて優秀な人材を育成したといえるわけです。つまり、専門医育成にとどまらない生涯教育、これこそが大阪大学が目指すところであり、 その一歩として大阪大学の専門研修プログラムに登録していただくことが何よりも重要だと思っています。

     僭越ではありますが、皆様の医師としての成長を楽しみにしております。良い研修されることを期待しています。



    大阪大学医学部附属病院長
    土岐 祐一郎

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