はじめに(病院長挨拶)
はじめに(病院長挨拶)
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専門研修(後期研修)

⼤阪⼤学医学部附属病院専⾨研修プログラムについて
大阪大学医学部附属病院専門研修プログラムにご参加いただく皆様を、心より歓迎申し上げます。初期臨床研修においては、医師と患者様との信頼関係構築、医療従事者とのチーム医療の実践に重点を置いてまいりました。今後、専門研修においては、より高度な知識と経験の習得が求められます。まず、医療安全に関する知識の習得は不可欠です。本院は、2003年4月、全国の大学病院に先駆けて「医療の質・安全」を担当する専門部門(中央クオリティマネジメント部)を設立し、日本の国立大学病院のモデルとなる安全で質の高い医療を患者様に提供できるよう努めております。e-learning等の医療安全教育も充実しておりますので、今後、様々な医療現場において遭遇する事象に対し、適切な対応策を学ぶことが可能です。
また、本研修期間中は、ご自身が進まれる診療科またはサブスペシャリティーを決定し、その診療内容について深く研鑽を深めていただきます。本院は、他の医療機関と比較して、より重症かつ複雑な症例を数多く経験する機会がございますが、いわゆるcommon diseasesも少なくありません。幅広い臨床経験を通じて、ご自身が進まれる分野において必要な知識や思考様式を習得していただきます。大学病院には多数の医師が所属しておりますので、ご自身が進まれる分野において、様々な先輩医師から学ぶことが可能です。
皆様が本専門研修プログラムを修了される頃には、一通りの専門分野における疾患について、適切な医療を提供できるようになっていることでしょう。しかしながら、現在の医療では必ずしも克服できない疾患で苦しんでいる患者さんに多く遭遇することとなり、その悔しさも経験されることと思います。本院は臨床研究中核病院として、質の高い臨床研究や、新たな医療技術の開発を推進するための臨床治験を推進するための中心的な役割を担っております。また、先進的な基礎研究をされている先生方もすぐ傍におられます。このような環境において、ご自身が生まれた悔しさを少しでも解消したいというリサーチマインドにも応えられる施設です。そのような気持ちになった際には、新たな挑戦を躊躇なく始めていただきたいと存じます。
大阪大学医学部附属病院での専門研修プログラムにご参加いただく先生方が、優れた医師、そして医学者として成長されることを心よりお祈り申し上げます。
令和8年4月
大阪大学医学部附属病院長 坂田 泰史
