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神経発達疾患の分子生物学的な解明
新学術領域研究
「脳構築における発生時計と場の連携」
http://www.time.icems.kyoto-u.ac.jp/

平成29-30年度
「細胞外環境との連携による染色体高次構造の変動を介した脳発生の制御」

研究代表者: 藤田 幸
研究課題概要
脳の発生過程では、時間軸に沿って種々の遺伝子の発現が変化し、幹細胞から神経細胞やグリア細胞を産み出すタイミングを決めています。私達は発生過程を通じた染色体高次構造の動的変化が適切な遺伝子発現のタイミングを制御し、中枢神経回路を構築することを明らかにしました。本研究では、細胞外環境との連携によって神経幹細胞の染色体高次構造が動的に変化し、脳形成が進行する仕組みを明らかにします。また、本制御機構の破綻が、発達障害を引き起こすメカニズムの解明を目指します。
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