雑誌『医療・生命と倫理・社会』Vol.1 No.2
(オンライン版)

2002年3月20日刊行

〈目次〉

ヒューム哲学の、医療哲学・倫理学における注目点 …………会沢久仁子
――動物の道徳的地位と、自殺(安楽死)をめぐって――

中絶問題へのウォレンの多元論的アプローチについて…………後藤博和

子どもをめぐる大人の議論 …………阪本恭子
――ドイツ・着床前診断論争の言説についての断想―― 

情報の開示と「個人情報」の保護 …………長島隆
――「病理検体」と患者の権利――

遺伝子情報を巡る倫理的・法的諸問題 …………稲葉一人
――本人のプライバシー権と第三者の知る権利が衝突する場を中心として――

遺伝子情報異質論の批判的検討:遺伝子情報の特殊性と他の医療情報との区別可能性 …………瀬戸山晃一
――果たして遺伝子情報は独自の特質を有しているのか?――

近代医学のアナトミー …………村岡潔
――先端医療思想を念頭に――


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