妊娠と薬情報センターは厚生労働省事業として、2005年10月に国立成育医療研究センター内に設置されました。妊娠中や妊娠を希望される女性で、妊娠・授乳中の薬物治療に関して不安を持つ方のご相談に対応しています。当科では「妊娠と薬外来」として相談窓口を設置致しました。

「持病でお薬を飲んでいるが妊娠しても赤ちゃんに影響はないか心配」、「妊娠していることを知らずにお薬を飲んでしまって心配」など、妊娠中や妊娠希望の方のお薬の相談を受け付けています。胎盤を介して赤ちゃんに移行するお薬は多いですが、移行することが必ずしも悪影響を及ぼすという事ではなく、多くのお薬は妊娠中も安全に使用できます。

妊娠と薬外来では、国内外のデータや資料から最新の情報を妊娠と薬情報センターにおいて取りまとめ、当センター妊娠と薬外来の専門医師・薬剤師により情報の提供を行っています。

また、国立成育医療研究センターホームページ内「妊娠と薬情報センター」へアクセスしていただきますと、詳しい相談方法・よくある質問、妊娠中のお薬Q&Aなどについての情報を得ることができますので、そちらもご参照ください。

妊娠と薬情報センタートップページ
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html

当院でのご相談の流れ

詳細に関しては、以下をご参照ください。

※「妊娠と薬情報センター(国立成育医療研究センター内)」の拠点病院として妊娠と薬外来を行っていますので、まず「妊娠と薬情報センター」のWebシステムから申し込みが必要となります。(システム登録料として、1,100円が必要となります。)
※当院で妊婦健診中の場合は、健診担当医にご相談ください

外来の詳細

外来日 毎週木曜日(適宜調整あり)、14:00~16:00 (完全予約制)
時間 要予約 木:14:00~16:00(下記参照)
費用 自費診療(税別) 基本料金:11,500円/1時間+追加料金:5,800円/30分
担当者 妊娠と薬外来の専門医師(三宅達也)・薬剤師