ヒトパピローマウイルス (HPV) ワクチンは子宮頸がんの死亡リスクを低下させることから、2013年から日本でも定期接種の対象となりました。しかしHPVワクチン接種後の多様な症状 (神経痛、運動障害など) が報道されたため、一時は積極的勧奨が中止となりました。しかしワクチンの副反応の頻度は10万接種あたり3回程度であることが報告され、2022年04月からHPVワクチン接種の積極的勧奨が再開されました。

当院はHPVワクチン接種後に生じた症状について、患者さんへ適切な診療を提供するため、協力医療機関 (拠点病院) として選定され、産婦人科・小児科・麻酔科などが協力して対応をしております。

HPVワクチン接種後に気になる症状が出た場合は、まずは接種を行った医療機関の医師にご相談ください。その後、医療機関を通して当院を受診してください。

外来の詳細

外来日 毎週木曜日、午後(完全予約制)
担当医 上田豊 (講師)

厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について」

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/medical_institution/index.html