大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学教室

婦人科腫瘍、特に子宮頸部や腟壁の腫瘍の診察を専門に行っております。
子宮頸がん検診で異常が指摘された方に対するコルポスコピー検査 (拡大鏡検査、生検) の他、子宮頸がんと診断された方の進行期診断などを、婦人科病理を専門とする産婦人科医がグループで診察しています。
採取した生検標本は婦人科腫瘍専門医資格と臨床細胞診指導医資格を持つ産婦人科医と病理医でカンファレンスを行い、的確な治療方針の決定に努めております。
子宮頸部の前癌病変に対しては円錐切除術やCO2レーザー蒸散法などの局所治療 (子宮温存) を行い、早期子宮頸がんの治療に際しても、妊孕性 (妊娠できる可能性) の温存を希望される場合には病状を十分に検討し、可能であれば妊孕性を温存できる治療を行っています。