思春期の患者さんは、婦人科の受診に抵抗感をお持ちの方もいらっしゃることと思います。少しでも安心して受診していただけるよう、思春期外来として下記のような疾患について診療を行なっております。

  • 無月経(14〜15歳になっても月経がはじまらない、これまであった月経が3か月以上ない)
  • ターナー症候群などの染色体疾患
  • 幼少時に悪性腫瘍治療歴がある方の月経異常
  • 子宮・膣の形態異常
  • 思春期女性の月経不順、月経困難症(月経痛がひどい)など

外来では、子宮・卵巣の観察には基本的に腹部超音波検査(おなかの上からの超音波検査)にて行います。病状によっては、内診や外陰部の診察を行う場合がありますが、必要性をよく説明の上で行いますのでご安心ください。

上記疾患の治療にあたり、ホルモン治療は身長のスパートなどに配慮し、小児科と連携して治療にあたっております。また子宮や膣の欠損症や強い生理痛の原因になる生まれつきの形態異常 に対しては、患者さんのQOLに配慮し、手術時期などを相談しつつ積極的に治療を行なっておりますので、まずはご相談ください。

初めて受診される方は、かかりつけの先生がございましたら紹介状をご持参ください。

外来の詳細

外来日 毎週木曜日、午後
担当医 橋本香映他、産婦人科専門医