当外来では、産婦人科専門医と放射線治療専門医が合同で同時に診察を行うというユニークな診療体制をとっております。産婦人科と放射線科が協力し、様々な病変に対する放射線治療および治療後のフォローアップを行っています。

対象は、初めて診断された子宮頸がんの方、がん手術後に放射線による追加治療が必要な方 (術後照射)、がん治療後に再発したため追加治療が必要な方などです。

子宮頸がんに関しては初期 (I、II期) の場合には手術中心の治療法と放射線中心の治療法 (同時放射線化学療法) の長所短所を説明し、治療を選択していただくようにしています。IIB期の方にはほとんど「同時放射線化学療法」を行っています。

また当外来の特色の1つとして、組織内照射があります。腫瘍の大きさや位置のために通常の子宮腔内照射では十分な治療が行えない場合に、腫瘍の形に合わせてガイド針を刺入し、そこに小線源を用いることで最適な照射を行います。

いずれの治療でも正常臓器の機能を温存しつつ、患者さんへの副作用を抑え、治療効果が最大となるよう心掛けて治療を計画しています。

治療成績

準備中です。

外来の詳細

外来日 毎週水曜日、午後
担当医 戸田有朱香、角田守