研究開発者の皆様へ

研究開発者の皆様へ・
「阪大病院データバンク」で利用できる情報について
阪大病院データバンクの診療情報データ利用の流れ・
利用申請の手続き
実績と成果 研究者向けのよくある質問

阪大病院データバンクの診療情報データ利用の流れ

診療情報データの利用申請、研究・開発での利用状況の報告、研究・開発終了後の手続きの流れは次のようになります。

申請の流れ

診療情報データ活用希望機関

研究

倫理審査委員会
審査・承認

調査・開発

実施中
⑥研究・開発の利用状況の報告
●実施状況報告書提出
(年1回)
●変更申請

利用申請の手続き

❶事前申請

診療情報データの提供をご希望の研究・開発者の方は、はじめに「事前申請書」の提出をお願いします。その記載内容を元に、阪大病院データバンクから情報の提供が可能であるか、利用に必要な件数を得ることができるか否かの確認を行い、さらに必要となる診療情報の詳細な内容をご相談させていただきます。この過程を経て、正式な提供依頼を別の書類に記載していただきます。

申請に際して、利用の目的が「調査」、「開発」、「研究」のいずれに該当するかを選択していただく必要があります。「調査・研究」「研究・開発」など複数該当する場合もあります。

「調査」:提供データを基に、疾患・治療の状況や実態を明らかにする目的で調べること。医薬品の市販後調査等を想定しています。

「開発」:提供データを基に、新たに医薬品・医療機器等を創成・商品化すること。(治療薬、治療方法、画像診断法、病気の発症や予後を予測するモデル、最適な治療や保健指導を選択するモデル等の創成・商品化)

「研究」:提供データを基に、傷病の成因(健康に関する様々な事象の頻度及び分布並びにそれらに影響を与える要因を含む。)及び病態の理解並びに傷病の予防方法並びに医療における診断方法及び治療方法の改善又は有効性の検証を通じて、国民の健康の保持増進又は患者の傷病からの回復若しくは生活の質の向上に資する知識を得ることを目的として実施される活動のこと。

また、「研究」については、本申請前に、別途倫理審査委員会(「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」対応の委員会)の審査を受け、承認を得ることが必要です。

事前申請に基づく事前相談には費用が発生します。
まずは問い合わせ窓口databank@hp-aim.med.osaka-u.ac.jpにご連絡をお願いいたします。

❷本申請

「新規審査申請書」「研究・開発等計画書」「履歴経歴書」のご提出をお願いします。
これらの申請資料を事務局が確認し、必要に応じて申請内容をご修正いただきます。本申請に伴い、審査料などの費用が発生します。

❸情報活用審査委員会の審査と承認

直近の阪大病院・情報活用審査委員会(Data Access Review Committee)にて研究・開発の実施体制や研究・開発計画の内容を審査します。情報活用審査委員会の審査終了後、審査結果が通知されます。審査の結果に従い、承認あるいは修正などの手続きを行っていただきます。

❹契約締結・費用支払い手続き

研究・開発実施の承認が得られたら、診療情報データ利用に関する契約を締結し、支払い手続きなどに進みます。

❺診療情報データの提供

契約締結・支払い手続き完了後、診療情報データセットの提供を行います。データを受領されましたら、「診療情報データ受領書」のご提出をお願いします。

研究・開発等を実施中の手続き

❻研究・開発の利用状況の報告

研究・開発等の実施中は、原則、毎年度末に(少なくとも年に一度は)「実施状況報告書」を提出していただきます。提出いただいた実施状況の内容について情報活用審査委員会で審査を行います。

必要に応じて変更申請(変更申請書、修正後の研究・開発計画書等)の提出をお願いします。
また、インシデントが発生した場合は、速やかに「インシデント報告書」の提出をお願いします。
それぞれ情報活用審査委員会の審査の対象となり、別途審査費用が発生します。

実施状況報告書

準備中

変更申請書

準備中

インシデント報告書

準備中

研究・開発等終了時の手続き

❼研究・開発等終了の手続き

研究・開発等が終了(中止・中断を含む)した際には「研究・開発等終了報告書」をご提出いただきます。原則、契約期間終了までにデータの廃棄・削除を行っていただき、「診療情報データ 廃棄・削除報告書」をご提出いただきます。

研究・開発等終了報告書

準備中

診療情報データ 廃棄・削除報告書

準備中