「阪大病院データバンク」のガバナンス体制について
「阪大病院データバンク」のガバナンス体制
病院長を責任者とし、AI医療センターがハブとなり関係部門をつなぎます。研究同意取得に関するガバナンスとして、同意取得の手順書、説明書、説明ウェブサイト、同意文書の管理を明確にします。提案された個別研究の倫理的、技術専門的、社会的インパクトなどを精査できるよう情報活用審査委員会を設置し、また、AI医療センター運営委員会が内容の最終チェックを行います。
「阪大病院データバンク」の実施体制
大阪大学医学部附属病院 病院長
野々村 祝夫
AI医療センター・センター長/眼科学・教授
西田 幸二
医療情報学・招聘教授
松村 泰志
医療情報学・教授
武田 理宏
未来医療開発部・教授
山本 洋一
医の倫理と公共政策学・教授
加藤 和人
AI医療センター・副センター長/公衆衛生学・教授
川崎 良
未来医療開発部・特任准教授
浅野 健人
AI医療センター・特任准教授
黒田 佑輝
大阪大学医学部附属病院AI医療センター
情報活用審査委員会
情報活用審査委員会(Data Access Review Committee)は「阪大病院データバンク」のデータを利用したいと申請があった場合にその内容が「阪大病院データバンク」の趣旨と範囲に合っているかを外部の委員とともに審議します。その結果は、AI医療センター運営委員会で最終的な承認が得られた場合のみ提供いたします。情報活用審査委員会の構成は、AI医療センター長が指名する以下の者をもって構成されます。
1. 医学・医療の専門家等、自然科学の有識者
2. 医療情報の専門家
3. 倫理学・法律学の専門家等、人文・社会科学の有識者
4. 研究対象者の観点も含めて一般の立場から意見を述べることのできる者
5. 情報活用審査委員会の設置者の所属機関に所属しない者