寄附講座
趣旨
寄附講座は、大学の主体性の下に奨学を目的とする民間等からの寄附に基づき、社会的にも重要性の高い研究領域に対し、教育研究の進展及び充実を図ることを目的として、一定期間継続的に講座を設置する制度です。
特徴
近年、大学に対して産学共同研究や国際的な研究を積極的に推進することが期待されている中で、本研究科では、教育・研究の活性化及び地域との連携をはかるため、既存の各講座と研究協力を行う連携組織の中核組織が必要となりました。
このことから、医学系研究科は平成5年度に初めて寄附講座を設置し、臨床研究、治療法の開発と臨床応用、人材の育成、研究者支援ネットワークの構築、臨床研究のデータ管理と保存システムの構築等、教育研究の推進に産学協同で取り組んでいます。
なお、寄附講座では、寄附講座担当教員が研究生及び特別研究学生の研究指導を行うことができます。また、寄附講座担当教授は、副指導教授の了解に基づき、修士課程及び博士課程学生の学位論文作成に必要な研究指導を行うことができ、当該講座に学生を所属させることができます。
概要
名称
寄附講座における教育研究の内容を示す名称を付するものとしますが、寄附者の意向を踏まえ、寄附者が明らかとなる名を名称に付加することができます。
構成
教授又は准教授1名、准教授、講師又は助教1名の2名以上の教職員で構成することが必要です。
設置期間
原則として2年以上5年以内とします。ただし、設置期間は更新することができます。
研究経費等
研究経費の使途として、研究等を実施する際に必要な経費の他に、講座のために必要な研究場所の使用料、及び教職員の人件費を含めることにより、研究場所と教職員の確保を図ります。
また、管理等経費(間接経費)も別途所要の額をいただきます。
設置の手続き
手続については、下記までお問い合わせ下さい。