腎臓内科病棟は医学部附属病院東9階に位置し、循環器内科(心臓疾患、脳血管疾患)と共に診療にあたっています。卒後2年の臨床研修では、指導医による豊富なレクチャー、充実した回診、理論に基づく丁寧な日々の診療指導を行っております。
後期研修では、卒後研修では不足している内科医としての能力を補うとともに腎臓専門医として独り立ちできるように指導を行います。内科認定医取得は必須と考えていますが、そのためには、ひきつづき幅広い診療領域に関わる必要があります。腎臓内科は、小児科をのぞく全診療科からコンサルトをうける部門であり、常に多様な症例を経験できます。
血液浄化部は高度先進医療を含めて大阪大学医学部附属病院の機能をバックアップする重要な部門です。扱う症例の6割は腎臓内科以外からの依頼であり、各種移植医療へ関わることも日常的です。他の病院では経験できない高度医療との関わりもあります。
後期研修終了後には、引き続き附属病院腎臓内科あるいは私共の関連施設で臨床能力をみがいていただけるよう配慮いたします。関連施設については、学会・研究会情報のページ、リンク集をご覧ください。
主な専門医資格としては次のようなものがあり、後期研修を経て、これらの資格が取得できるように支援します。
日本内科学会:内科認定医、内科認定専門医 (FJSIM)
日本腎臓学会:腎臓専門医、腎臓指導医
日本透析医学会:透析専門医、透析指導医
米国腎臓学会:Fellow of the American Society of Nephrology (FASN)
大阪大学とこれまで一切つながりのなかった方でも後期研修を受けていただくことができます。ご希望の方はご一報ください。
|