研究課題:脳SPECT画像再構成の最適化
①研究概要(対象・目的・方法)
1.対象
阪大病院で既に脳SPECTを撮像された陳旧性脳血管障害、てんかん、認知症、神経変性疾患の患者さんを対象とします。
2.目的
脳核医学診断に最適なSPECT画像再構成法を明らかにすること
3.方法
阪大病院で既に撮像された陳旧性脳血管障害、てんかん、認知症、神経変性疾患の患者さんを対象とします。これらの対象者のSPECT/CT画像、MRI画像、診療情報を収集し病巣の部位、病歴、SPECT画像信号の分布等を検討します。SPECT画像は必要に応じてMRI画像に対して重ね合わせを行い、病巣の位置をはっきり確認できるようにします。また、SPECT画像に対しては、いろいろ条件を変えた画像再構成で画像を作り直し、生成された画像に対して解析、読影実験などを行います。それらの結果について、比較検討を行うことによって、どの画像再構成法が最も診断に有用かを明らかにします。
②研究の開示について
この研究について、さらに詳しい内容を知りたい場合は、他の被験者さんの個人情報保護やこの研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画、方法(および結果)について説明を受けることができます。
③個人情報の扱いについて
いかなる場合におきましても、あなたのお名前や住所等プライバシーにかかわる事項は一切公表されることはありません。この研究では、被験者様の名前を用いず、順番に付けられた番号で取り扱います。したがって、研究の過程において、研究担当者にしかお名前がわからない状態になります。
④研究機関名
大阪大学医学部附属病院
⑤研究責任者名
核医学診療科 加藤 弘樹
⑥相談窓口
大阪大学医学部附属病院核医学診療科 06-6879-3461
⑦研究への参加をされたくない場合
上記相談窓口にご連絡ください。