働く職員の声
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入局3年目(病棟薬剤室配属)

私は現在、病棟薬剤室で、産科病棟を担当しています。主な業務として持参薬確認、服薬指導や薬剤投与量・注射剤の配合変化の確認等を行っています。服薬指導では、主に授乳婦さんに「授乳への薬剤の影響」をお話しします。母乳への移行が認められる薬剤は添付文書に「授乳を中止・避ける」等の注意喚起がされているため、添付文書以外の文献も用いて薬剤使用中の授乳に関するリスク・ベネフィットについて説明を行っています。しかし、授乳婦さんの中には、お子さんへの影響を心配し内服をためらう方もいらっしゃいます。

私は、必要な薬剤を母子ともに安全に使用していただくため、正確な情報提供に努めています。

今後は妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師の資格を取り、今よりも妊婦・授乳婦さんに貢献できる薬剤師になりたいです。

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入局4年目(病棟薬剤室配属)

私は、レベルの高い医療を学べる環境で様々な症例に触れたいと思い、大学病院の薬剤部に入職しました。2か月間の研修生期間中に様々な部署で学んだ後、現在は病棟薬剤室に所属しています。病棟薬剤室では、患者さんの持参薬の確認・薬剤の説明や他職種との回診・カンファレンスへの出席など様々な業務に携わっています。

多職種が患者さんに関わる中、薬剤師として何ができるか考える日々です。

患者さん一人ひとりがもつ性格や背景を理解し何が求められているか理解し行動できる薬剤師になりたいと思っています。
当院の薬剤部は組織が大きいため、チームワークが特に大切です。その中で、特に同期生として研修を受けた仲間は、年々親しくなり信頼しあえるようになっています。
自分自身の目標をしっかりと持ち、切磋琢磨しながら頑張れる環境だと思います。薬剤師としての土台を作り、将来は認定薬剤師や専門薬剤師を目指し一歩ずつ前進していきたいと思います。

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入局2年目(オンコロジーセンター配属)

2019年に入職し、入院調剤室、オンコロジーセンター室、病棟薬剤室の3部署を7ヶ月かけて各部署の業務を経験し、11月からはオンコロジーセンター室に本配属となっています。オンコロジーセンター室では、主に入院や外来通院されている患者さんに点滴する抗がん剤の調製や、翌日に投与する予定の抗がん剤の準備を行っています。

最近は、レジメン監査の勉強や入院で初回の化学療法を行う患者さんにスケジュールや副作用の説明を行なっています。熱心に指導してくださる先輩薬剤師が多く、レジメン監査の知識も着実に向上しています。患者さんに説明する際は、緊張もしますが分かりやすい言葉を用いるように心がけています。今後も、患者さんに寄り添い信頼される薬剤師を目指して精進したいです。

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入局7年目(病棟薬剤室配属)

現在、神経内科・脳卒中科、老年高血圧内科病棟へ行き、病棟業務を行っています。患者さんによって認知機能やコミュニケーション能力の差が大きいため、日々悪戦苦闘しながら持参薬確認や薬剤指導などの病棟業務に取り組んでいます。

2018年には医療情報技師の資格を取得しました。医療情報技師は「保健医療福祉専門職の一員として、医療の特質をふまえ、最適な情報処理技術にもとづき、医療情報を安全かつ有効に活用・提供することができる知識・技術および資質を有する者」のことです。電子カルテなど情報システムの発展著しい医療の中で必要不可欠になっています。薬剤部でも薬の用法用量や相互作用の自動チェックなど様々なシステムが稼働しています。より安全で最適な薬物療法を患者さんに提供するには、これら技術の活用を今後も高める必要があります。AI技術も含め、ますます発展する技術を頼れる味方とすることで、より良い医療の提供を行っていきたいと思います。

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入局11年目(薬品情報管理室・感染制御部配属)

2009年に入職後、入院調剤室・製剤室・病棟薬剤室に所属し、現在は薬品情報管理室で新薬や未承認薬などを含めた医薬品の情報管理を行っています。また、チーム医療として、感染制御部にも所属し、ICTやASTの一員として他職種と連携して活動しています。

製剤室の所属時には、大学病院ならではの質の高い特殊製剤や臨床試験薬の調製に関わり、病棟薬剤室所属時には、糖尿病内科や免疫内科病棟で疾患や治療を深く学び、糖尿病療養指導士の資格を取得しました。AS(抗菌薬適正使用)は薬剤師が中心になって実施することが望ましいとされており、感染症の領域は、薬剤師の職能が大きく発揮できる領域です。当院ASTでは薬剤師がASTのリーダーとして他職種と共に感染症治療に深く関わっています。専門認定の資格も取得でき論文執筆もサポートしてもらえます。

大学病院で勤務するメリットの一つは、質の高い医療に携わることができることです。また、様々な専門性を有する薬剤師と一緒に活動できるため、資格取得や学会発表などのキャリアアップをサポートしてもらえます。時間を有効に活用することで、研究にも取り組めます。業務・研究だけでなく薬局会旅行等のイベントも楽しめます。充実した薬剤師生活を送るためにも、ぜひ一緒に働いてみませんか。

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