診療科 | 循環器内科・ハートセンター |
---|---|
病床数 | 50床(一般病床44床、CCU6床) |
看護方式 | 継続型受け持ち方式に加え、プライマリーナースの支援体制としてチーム制をとっています。チーム内で患者情報を共有し、日々統一した関わりを行い、患者の安心感や安全管理に繋げています。日々パートナーシップを組み、互いに助け合い、状況に応じて2人でケアを行うことで安全安楽な看護の提供に努めています。 |
主な疾患 | 狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患、大動脈弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症などの弁膜症、心房細動、洞不全症候群などの不整脈、拡張型心筋症、肥大型心筋症、心アミロイドーシスなどの心筋疾患、心房中隔欠損症、心室中隔欠損症などの先天性疾患 |
治療と検査、処置 | 輸液や服薬などの投薬治療と心臓カテーテルによる検査、治療が主となります。心臓カテーテル検査での心機能評価の他、冠動脈疾患に対する経皮的冠動脈形成術(PCI)、不整脈に対するカテーテルアブレーション治療、ペースメーカー植え込み、大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁留置術、僧帽弁閉鎖不全症に対する経皮的僧帽弁クリップ術などを実施しています。重症心不全患者に対しては、心臓移植前の全身スクリーニング検査、移植待機中の病状コントロール、移植後の定期的な検査も行っています。 |
看護の特徴
利尿剤や強心薬などを用いた点滴や内服管理、酸素療法などを患者が適切に受けられるように援助しています。また心不全を繰り返さないように、入院中に減塩や水分管理などを含む食事や活動量の見直しを行い、退院後も療養生活を継続できるようサポートしています。重症心不全患者の中には、植え込み型左室補助人工心臓を装着する患者もいるため、患者や家族が安心して自己管理(機器の管理を含む)ができるように指導も行っています。医師、薬剤師、理学療法士、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなど多くの専門職と協働しながら、チームで連携を図り、患者やその家族に寄り添った看護を提供できるように日々取り組んでいます。