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東10階病棟

診療科 血液・腫瘍内科
病床数 49床(うちクリーンルーム12床とセミクリーンルーム8床)
看護体制 継続型受け持ち方式に加え、プライマリーナースの支援体制としてペア制をとっています。プライマリーナースは、入院から退院までの受け持ち患者の看護ケアに責任を持ちます。日々の看護業務は、トリプルもしくはペアナース制を取り入れ、お互いに相談・協力して行っています。
主な疾患 急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫などの血液系疾患
治療と検査、処置 主に化学療法や造血幹細胞移植を行っています。化学療法は、初期治療に対する標準治療だけではなく、難治性疾患や再発に対する新規薬剤臨床試験(治験)も積極的に行っています。造血幹細胞移植は、同種移植と自家移植を行っています。末梢血の状態を知るための採血、疾患の診断や病状を知るための骨髄穿刺、中枢神経系の病変の有無を知るための腰椎穿刺といった検査を行いながら治療を進めています。

看護の特徴

患者の年齢層は、若年者・働き盛り世代・高齢者と幅広く社会的立場や生活環境を考慮する必要があります。そして造血幹細胞移植では様々な過程で意思決定が必要であり、看護師は多職種と連携し、安心して治療に臨めるように関わっています。治療開始後は、血球減少のため易感染状態になるので、無菌室管理が必要な患者も多く、副作用症状の緩和とともに感染予防をはじめとした生活管理がとても大切です。そのため、カンファレンスを実施しながら病棟一丸となって、患者が不安なくできる限り元の生活に戻れるように関わっています。退院後も、移植後GVHDの症状など生活で困ったことがないか外来でフォローしています。患者と共に悩み、取り組む中で心が通い充実した看護ができる病棟です。

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