大阪大学 大学院医学系研究科 小児科学
Department of Pediatrics, The University of Osaka Graduate School of Medicine
大阪大学 大学院医学系研究科 小児科学
Department of Pediatrics, The University of Osaka Graduate School of Medicine
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北畠 康司
Yasuji KITABATAKE
大阪大学大学院医学系研究科小児科学
教授
ご挨拶
大阪大学小児科学教室は、1898年の開講以来125年を超える歴史を持ち、我が国の小児医療を牽引するとともに地域医療を支える役割を担ってきました。当教室を構成する8つの専門グループが固く連携し、切磋琢磨することで、高い診療レベルと最先端の研究を進めています。
私たちの診療について
私たちの教室では、腎・骨代謝、内分泌、臨床神経、血液腫瘍、循環器、栄養発育、新生児、こどものこころの8つの研究グループが連携し、大学病院の強みを活かして分厚くハイレベルな診療を提供しています。
私たちは稀な疾患、重い難病に対し全力で立ち向かいます。こどもたちの人生、ご家族の思いを守るために努力を惜しみません。私たちが進める一歩が、大阪地域の、日本の小児医療に新たな道すじをつけていく、その使命感と覚悟をもって進んでいきます。
私たちが進める医学研究について
臨床教室である私たちは、「患者さんの役に立つ研究」を目指しています。iPS細胞やゲノム編集、ゲノム解析などをもちいて、ダウン症候群の知的障害に対する遺伝子治療法の開発、骨・軟骨系疾患の解明、肺高血圧症や心筋症に対する創薬開発など、グループを超えた裾野の広い疾患研究が進んでいます。さらに移植医療やゲノム診療など当科の特色を活かした研究も拡がっています。
当科には、大学院での研究や留学に興味をもつ若手医師が全国から集まります。出身大学・医局の垣根を越えて、明るく楽しい雰囲気の中で研究を行っていますので、新しい治療法や薬の開発をしてみたい人はぜひ連絡してください。
若い人たちへ
私たちは30を超える関連病院とつながっています。このネットワークを利用することで一般診療から最先端医療まで、あらゆる小児医療を学ぶことができるでしょう。
もっと知りたい、もっと学びたいという意欲が強いあなた。その知的欲求を満たすことのできる広い医学と深いサイエンスがここにあります。
臨床の最前線に踊り出し、自信に満ちあふれた小児科医になりたいと願うあなた。豊かな経験をもち愛情とともに導いてくれる指導医がここにいます。
出産・育児など、これからのキャリアパスに悩むあなた。阪大小児科はどこよりも深くダイバーシティの問題に取り組んできました。あなたの思いを共有し、ともに解決することのできる環境がここにあります。
最後に
私たちは、深い知識で臨床現場を支え、最先端技術で小児医学研究を進めていきます。愛情と熱意を胸に、地域医療を根元から支え、小児医療の新たな可能性を世界に発信することのできる「力強い小児科教室」を目指します。
大阪大学小児科学教室の沿革
初代教授 真下 正太郎(1898年~)
第二代教授 高州 謙一郎(1901年~)
第三代教授 酒井 幹夫 (1921年~)
第四代教授 尾関 栄 (1925年~)
第五代教授 笠原 道夫 (1926年~)
第六代教授 西澤 義人 (1945年~)
第七代教授 蒲生 逸夫 (1963年~)
第八代教授 藪内 百治 (1974年~)
第九代教授 岡田 伸太郎(1989年~)
第十代教授 大薗 恵一 (2002年~)
第十一代教授 北畠 康司 (2024年~)