大阪大学 大学院医学系研究科 小児科学
Department of Pediatrics, Osaka University Graduate School of Medicine
大阪大学 大学院医学系研究科 小児科学
Department of Pediatrics, Osaka University Graduate School of Medicine
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“臨床研究を主体とする大学院生”とは?
当教室は臨床教室であり、臨床研究による社会貢献も使命であると考えられます。しかしながら、近年臨床研究の分野では、evidence-based medicineが当然とされ、研究が大規模となり、いかに質の良いevidenceを作るかが中心課題であります。すなわち、臨床研究にも多くの努力を割く必要がありますが、このためにも大学院生のパワーが求められます。前述の実験を主体とする大学院生とは異なり、病棟、外来で診療を行いながら、prospective clinical studyおよびtranslational researchを推進する大学院生を必要としています。大阪大学は大学院大学であり、充実した大学院教育が特色のひとつとなります。臨床を中心とした医師でありたいと考えている人もこの新しい大学院制度の下で、大学院生として力を発揮しませんか?
当教室ではこのように基礎研究と臨床研究の両方に重点を置きながら小児医学の発展に寄与していきたいと願っております。そしてこのような大学院制度はこの目的を遂行するための主要な取り組みであります。基礎/臨床研究に少しでも興味のあるかたは、より詳しい内容について大薗あるいは各グループチーフまでお気軽にお問い合わせください。なお、大学院の入学申し込みは、7月と12月の年2回となっております。
大阪大学大学院小児科学教室の特徴
●ベンチワーク中心の大学院研究制度
臨床dutyをできるだけ削減してベンチワーク(実験)に専念できるような環境を作るということを原則としています。
●研究指導体制の強化
各グループの枠を越えて上級医が大学院生の指導を行っています。加えて、大阪母子医療センター研究所、大阪国際がんセンター等を協力機関として大学院生の研究能力の向上、手技の習得、共同研究の推進を計っております。また、一ヶ月に一度のプログレスミーティングを行い、研究の進捗状況をチェックするとともに、プレゼンスキルの向上に努めております。
●学術セミナーの充実
大阪小児先進医療研究会等を通じて国内外から一流の講師を招聘し、学術講演会を頻回に催しています。世界のサイエンスの最先端が身近に感じられる環境を整えることでグローバルな視野を持った研究者の育成を目指しています。
大薗教授のご挨拶もご覧ください。