大阪大学 大学院医学系研究科 小児科学

Department of Pediatrics, Osaka University Graduate School of Medicine

大阪大学 大学院医学系研究科 小児科学

Department of Pediatrics, Osaka University Graduate School of Medicine

大阪大学 大学院医学系研究科 小児科学

Department of Pediatrics, Osaka University Graduate School of Medicine

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専門研修プログラム

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大阪大学小児科の専門研修プログラムは、大阪府から阪神間の人口の多い地域で、たくさんの患者さんをたくさんの指導医とともに診療することで実力をつけることを目指しています。これまでの長い伝統と豊富な経験に支えられた魅力的な研修を行うことが可能で、大阪大学と関連病院からは、多くの素晴らしい小児科医が育ち今も全国で活躍中です。多くの魅力的な関連病院の指導医層には、その専門領域で全国をリードしている医師も少なくありません。
当然、基礎研究や臨床研究にも力を入れており、全国屈指のハイレベルな研究環境や海外留学(研究・臨床を含めて)への道筋を提供することが可能です。
阪大小児科の専門研修プログラムで実力を磨き、この先のみなさんの大きな糧となる、将来につながる医師同士の横の広いつながりも深めてもらえればと思っています。

日本専門医機構に登録されている大阪大学小児科の専門研修プログラムは、下記「阪大小児科専門研修プログラム(PDF)」をご確認ください。
研修連携施設(関連病院)については、応募者の先生方と個別に面談を行い、研修先を決定します。

指定研修関連施設

各関連病院小児科の特徴をPDFにてご覧いただけます。

プログラムA

大阪北部・阪神間を中心とする医療圏
箕面市立病院
市立豊中病院
市立吹田市民病院
市立池田病院
市立伊丹病院

大阪市・堺市・大阪南部を中心とする医療圏
JCHO大阪病院
大阪急性期・総合医療センター
大阪警察病院
国立病院機構大阪医療センター
堺市立総合医療センター
阪南中央病院

プログラムB

NICUにも重点をおいた研修
愛染橋病院
りんくう総合医療センター
ベルランド総合病院
県立西宮病院
淀川キリスト教病院

プログラムC

より専門性の高い施設での研修
大阪母子医療センター
大阪急性期・総合医療センター
大阪はびきの医療センター
大阪市立総合医療センター

その他の関連施設

関西ろうさい病院、国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター、こども心身医療研究所、市立芦屋病院、
市立川西病院、住友病院、日生病院、南大阪小児リハビリテーション病院、ボバース記念病院

2025年度(令和7年度)専門研修プログラム応募日程

2025年度(令和7年度)の専門研修プログラム登録の募集日程は日本専門医機構の発表をお待ちください。
募集に関しての質問も受け付けておりますので、このぺージの一番下のメールアドレスに、いつでもお問い合わせください。
応募の方法:下記、日本専門医機構のサイトをご確認ください

当科の専門研修プログラムの特色

●当初決めた研修病院以外でも、プラスアルファの研修が可能です!

研修中にも、「やっぱりもっと新生児・NICUをやっておきたい!」とか、「もっと小児救命救急の充実している病院で研修したい!」など、どんどん希望が出てくるかもしれません。また、結婚や妊娠などいろいろなライフイベントが発生するかもしれません。そのような場合にでも、最適な大阪大学関連病院で研修を行えるように調整します。フレキシブルに研修の幅を広げられることで、より深い小児科研修ができることを目指します。(もちろん病院間の調整に多少の時間は頂戴します!)

●発達障害をもっと専門的に研修したい!という希望を叶えます!

自閉スペクトラム症や注意欠如多動症(ADHD)といった発達障害は小児の5-10%にみられ、診療ニーズが最も高まっている分野の一つです。大阪大学小児科では、こどものこころ分子統御機構研究センターと協調して、より高度な発達障害診療研修を行うための仕組みを用意しています。


また、全ての専攻医を対象とする一般小児科研修の中に、発達障害の基礎と介入を習得できるカリキュラムを盛り込んでいます。
1年目専攻医は、日本版DENVER IIによる発達スクリーニングの習得(器材の支給あり!)や新版K式、WISC-IVの基本的見方を学習します。2年目には、行動観察やM-CHAT、ADHD-RS-IVの使い方を学びます。3年目には実際の介入や地域支援について実践し、ケースに基づくグループディスカッションを行います。

●専門医試験合格のためのサポート、合格のコツや不合格への落とし穴を伝授!

専門研修プログラム修了後の大きな目標の一つは専門医試験に合格することです。大阪大学小児科では、専門医試験の合格に向けて、大学プログラムならではの様々なサポートが可能です。

I.症例要約に必要な多彩な症例が得られる
II.論文投稿にむけた症例、添削、投稿、アクセプトまでを指導
III.それぞれのグループ専門家によるミニレクチャー (痙攣や不整脈など、日々の診療にも役立ちます)
IV.サマーセミナーで短期集中試験対策(毎年7月)と不合格への落とし穴を紹介

●専門医クルズス(ミニレクチャー)について

大阪大学小児科プログラム専攻医や、阪大小児科同窓会会員の先生に向けて、各種ミニレクチャーやセミナーを実施しております。専攻医クルズスは、大学病院カンファレンス室とZoom同時配信によるハイブリッド開催となっております。
また、大阪大学小児科同窓会に入っている先生には、オンデマンドでいつでも講義内容を振り返って視聴頂けます。

専攻医クルズスは、前半は主に小児救急医療をイメージした内容を中心に、後半は日常診療での知識のアップデートにしたいと思っております。
さらに、大阪大学小児科関連病院における各専門医師による、「頻度は高くないが小児科診療をやっていれば、いつかは出会うかもしれないシチュエーション、対応を知っておかないと大変なことになる疾患」をメインに講義をしていみたいと思います。

「熱性けいれんとその対応をもう一度見直してみる」
「糖尿病ケトアシドーシス」
「救急外来で出会う急性心筋炎」
「夜尿症について」
「成長と思春期」
「遺伝学的検査を学ぶ ~アレイ検査、全エクソン検査の解釈~」
などなど…

大阪大学小児科の研修プログラムについて相談したいことのある方は、お気軽にご連絡下さい。
専門医をとったあとの先生でも相談大歓迎です!!

お問い合わせ先:

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2
大阪大学大学院医学系研究科小児科学 専攻医研修係
電話番号:06-6879-3932
senkouia*ped.med.osaka-u.ac.jp
(*を、@に変えてお送りください。)