「入院中の赤ちゃんに、わが子に会いたい」実現プロジェクト

NICUオンライン面会“OSAKA-Nシステム”利用希望施設
第1回公募のお知らせ

コロナ禍による面会制限が続く中、当院総合周産期母子医療センターでは「入院中の赤ちゃんに、わが子に会いたい」実現プロジェクトを立ち上げ、2021年9月よりクラウドファンディング「新型コロナ：入院中の赤ちゃんと24時間会えるシステム構築を！」に取組みました。

→https://readyfor.jp/projects/handai-kodomo

そして1100人を越える方々からご支援をいただき、2021年5月末に“OSAKA-Nシステム”が完成しました。現在、当院NICU・GCUに入院中のすべての患者さんご家族が、ほぼ毎日オンライン面会を行うことができており、ご家族・医療スタッフから高い評価を得ています。

→阪大病院NEWS

→読売テレビ（2021/7/14放送）「かんさい情報ネット ten.」

今回、アトムメディカル株式会社、ならびにドゥウェル株式会社の多大なご厚意とご支援により、このOSAKA-Nシステムをセントラル端末1台・ベッドサイド端末4台とともに、条件を満たす2つの施設に半年間、無償で貸与することとなりました。公募要領をよくお読みのうえ、事務局宛にメールにて申請書をご送付ください。
多くのみなさまのご応募をお待ちしています。

●募集期間と応募方法

応募書類に必要事項を入力したのちに、メール添付にて事務局までご送付ください。
2021年10月25日（月）～11月12日（金）17時　事務局必着　締切厳守

●募集対象

国内のNICU・GCU施設

●応募条件

以下の条件をすべて満たす必要があります。

１．NICU責任者および看護師長の賛同が得られ、医師1人・看護師2人以上によるオンライン面会に関する専門ワーキンググループをつくること

２．NICU・GCU内にインターネット環境が整備されている（あるいは可能である）こと

３．病院内のインターネット管理を行う部署（医療情報管理室など）の賛同と協力が得られること（専門の部署がない場合は、対応する事務担当の同意でけっこうです）。

４．面会システムの使い勝手や機能についてフィードバックをいただくこと

●貸与システムと機器、件数、および期間

以下のシステム・機器を、2つの施設に貸与します。

1施設当たり

ベッドサイド端末　4台

タブレット端末　　1台

セントラル端末　　1台

プリンタ　　　　　1台

※病棟内のインターネット環境の整備については、各施設にてお願いします。

貸与期間：オンライン面会の運用開始から6ヶ月間

●採否決定の時期

2021年11月下旬までに決定し、採択施設優先で、ご応募いただいたみなさまへご連絡します。

●オンライン面会システム利用開始の時期と期間

2022年1月中旬（開始予定）から6ヶ月間

ご質問などは、下記の事務局までお問い合わせください。

「入院中の赤ちゃんに、わが子に会いたい」実現プロジェクト 事務局
大阪大学医学部附属病院　総合周産期母子医療センター
小児科：北畠 康司、NICU師長：須藤 昌子
E-mail： ykitaba@ped.med.osaka-u.ac.jp