

第2回 大阪大学ツインリサーチ国際シンポジウムを開催しました。
医師でもあり、研究者であり、自身もふたごであるアダム・タルノキ先生、デビット・タルノキ先生に、ツインリサーチ(双生児研究)の基礎となるツインレジストリについて、ハンガリーでの経験をお話いただきました。
國澤純先生に、主要な腸内環境因子である食と腸内細菌について、これまでの知見や今後の研究展開の可能性について紹介いただきました。
西本伸志先生に、脳機能の定量理解に関する研究と展望についてお話いただきました。
いろいろな質問もあり、総合討論も盛んに行われました。
招へい教授であるカッリ・シルベントイネン先生による、ツインリサーチセミナーを開催しました。
日時:平成28年10月31日(月)17:00~18:00
会場:大阪大学吹田キャンパス
医学部保健学科 第3講義室
講演者:カッリ・シルベントイネン 先生
(ヘルシンキ大学 社会学部、大阪大学 招へい教授)
第75回日本公衆衛生学会総会(グランフロント大阪・コングレコンベンションセンター)にてシンポジウムを主催いたしました。
10月28日(金)10:10~12:00
第4会場(ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター B2F ルーム9)
◎座長:
岩谷 良則
(大阪大学大学院医学系研究科生体情報科学講座、
大阪大学大学院医学系研究科附属ツインリサーチセンター)
◎演者:
安藤 寿康(慶應義塾大学文学部)
「日本におけるツインリサーチのこれまで・これから」
大木 秀一(石川県立看護大学健康科学講座)
「双生児データに基づくライフコースアプローチの可能性」
Karri Silventoinen(ヘルシンキ大学)
「CODATwins Project: Exploring Macro-Environmental Variation」
本多 智佳(大阪大学大学院医学系研究科附属ツインリサーチセンター)
「大阪大学における双生児研究基盤構築の試み」
第34回ツインリサーチセミナーを開催しました。
今回は京都大学の高橋 雄介 准教授(京都大学大学院 教育学研究科)においでいただき、「パーソナリティ特性と精神病理傾向に関する発達行動遺伝学」という演題で講演いただきました。
親の愛情と子供のパーソナリティはどの程度関係があるのか、など、多くの方にも関心のあるテーマについて、双生児研究の手法や成果を中心にお話しいただきました。
第33回ツインリサーチセミナーを開催しました。
疾患や生活習慣、性格にも影響している可能性が言われている「腸内細菌」を研究している國澤先生にご講演いただきました。
2015年9月28日(月)・29日(火)、大阪大学において第4回国際双生児レジストリネットワーク会議(INTR会議)が開催されました。
開会式には西尾章治郎大阪大学総長にもご臨席いただき、日本以外の15ヶ国からお越しになった約30名の研究者のみなさんと、日本の主な双生児レジストリをもつグループからの参加者、そして大阪大学からの参加者を合わせて約50名のご参加でした。
なお9月28日(月)正午からのNHKニュースで報道されました。報道内容はこちら。(ニュース記事および動画の公開はNHKの定めた期限内のみです)
2015年9月24日(木)・25日(金)に大阪大学で、第1回国際ツインリサーチワークショップを開催しました。
基調講演では、ヘルシンキ大学のヤーッコ・カプリオ教授と慶應義塾大学の安藤寿康教授により、双生児研究の流れをお話しいただきました。
ワークショップでは12名の受講生が、パソコン上のプログラムスクリプトを実際に走らせての講義に真剣に臨んでおりました。
ハンガリーの双生児研究者で、自身も双生児のTarnoki先生ご兄弟が東京に来られているとのことで、「日本双生児研究学会研究会」として当センター、慶應義塾大学、東京大学が研究概要の紹介をいたしました。
招へい教授のKarri Silventoinen先生による双生児研究における分析法の講座が三回シリーズで開催されました。実際にパソコンを使用した実践形式の講義です。
なお、ツインリサーチセンターでは9月下旬にこのような双生児研究法のワークショップを開催予定です。
詳細はWebで順次公開させていただきます。