和佐勝史教授(医学科教育センター)が着任しました
教授 和佐 勝史 (わさ まさふみ)
医学科教育センター
大阪大学医学部の教育の目標は、卒業生が将来、臨床医、研究者、医療行政などどの分野に進んでも、その分野の「指導者」となる人材を育成することにあります。そのためのカリキュラムを提供し教育環境を充実させることが、私に課せられた役割です。私は、これまでの教育改革をさらに進めるとともに、卒前卒後教育の連携、共通教育改革、医学教育の国際認証などの課題に取り組んでいきたいと思います。
これまでの業績の紹介
私の専門分野は、外科領域の代謝・栄養学です。なかでも、腸管不全(短腸症候群、腸管虚血再灌流障害など)における病態の解明と腸管増殖因子を用いた治療法の開発をテーマに、臨床および基礎研究に従事してまいりました。医学教育の領域では、大阪大学でのカリキュラム改革を通じて、基礎医学研究者の育成、臨床実習の充実、教育の国際化などに重点的に取り組んでまいりました。
略歴(主なものを抜粋)
昭和56年 3月 | 大阪大学医学部医学科卒業 |
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昭和56年 7月 | 国家公務員等共済組合連合会大手前病院医員(麻酔科) |
昭和57年 7月 | 医員(研修医)(大阪大学医学部附属病院) |
昭和58年 7月 | 大阪府立病院医員(消化器外科) |
昭和61年 8月 | 医員(大阪大学医学部附属病院)(小児外科) |
平成 3年 6月 | 大阪大学助手医学部(小児外科学) |
平成 5年 7月 | 米国ハーバード大学マサチューセッツ総合病院研究員(腫瘍外科学 ~平成7年8月) |
平成 9年 7月 | 医学博士(大阪大学) |
平成12年 5月 | 大阪大学助教授大学院医学系研究科(小児外科学) |
平成16年 4月 | 大阪大学医学部附属病院栄養マネジメント部副部長(兼任) |
平成17年10月 | 大阪大学医学部附属病院・病院教授 |
平成19年 9月 | 大阪大学准教授大学院医学系研究科(医学科教育センター) |
平成26年 2月 | 大阪大学教授大学院医学系研究科 |