奥山宏臣教授(小児成育外科学)が着任しました

教授 奥山 宏臣(おくやま ひろおみ)
医学専攻外科学講座(小児成育外科学)
新生児外科疾患・胆道系疾患・呼吸器疾患といった専門性の高い小児外科疾患に加えて、小児がんに対する集学的治療や臓器移植といった先進医療にも取り組んで参ります。また、内視鏡外科手術を積極的に取り入れ、体に負担の少ない治療を目指します。地域の皆様に信頼され、次世代を担う若い方々にとっても魅力ある教室となることを目標にします。
これまでの業績の紹介
臨床面では新生児外科、呼吸器疾患、内視鏡外科手術に積極的に取り組んできました。特に内視鏡外科手術に関しては、食道閉鎖などの新生児疾患にもいち早く導入し、小児外科領域における適応を拡大してきました。研究面では横隔膜ヘルニアや新生児消化管穿孔に関する多施設共同研究を行い、これらの疾患に関する治療指針を作成してきました。
略歴(主なものを抜粋)
昭和59年 3月 | 大阪大学医学部医学科卒業 |
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昭和61年 7月 | 大阪府立母子保健総合医療センター小児外科レジデント |
昭和62年 7月 | 大阪厚生年金病院外科医員 |
平成 4年 3月 | 医学博士(大阪大学) |
平成 5年 7月 | 大阪大学助手医学部(小児外科学) |
平成 9年 4月 | 国立呉病院小児外科医長 |
平成11年 4月 | 大阪府立母子保健健康総合医療センター小児外科医長 |
平成18年 4月 | 大阪府立母子保健健康総合医療センター小児外科副部長 |
平成20年 4月 | 兵庫医科大学外科学講座准教授 |
平成21年12月 | 兵庫医科大学外科学講座小児外科教授 |
平成26年 7月 | 大阪大学教授大学院医学系研究科 |