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坂田泰史教授(循環器内科学)が着任しました

教授 坂田 泰史 (さかた やすし)

医学専攻内科学講座(循環器内科学)

世界に大阪発の新しい循環器診療を届けるべく、当科一丸となって取り組んでまいります。そのためには、病気の本質を知る研究、心臓外因子への積極的介入など、基礎と臨床、他科との連携を重視した研究を推進してまいります。最終的には新しい治療手段を確立し、今まで助け得なかった患者さんを救うことが目標です。臨床は、日本の循環器内科の最後の砦という使命を全うすべく、丁寧な医療を心がけます。

これまでの業績の紹介

大学院進学以降、心不全に関する研究に力を入れてまいりました。特に、循環器内科学の中で大きなトピックスとなっている収縮性が保たれた心不全について、モデル動物を用いて、病態解明、治療法・指標の確立、それらの情報を用いた臨床研究を行ってきました。また、阪大病院に来られる多くの重症心不全患者さんの治療にあたる一方、心筋非可逆性の指標確立など臨床現場における疑問を解決する研究に携わってきました。

略歴(主なものを抜粋)

平成 5年 3月 大阪大学医学部医学科卒業
平成 5年 4月 大阪大学医学部附属病院において臨床補助の研修に従事
平成 5年 6月 医員(研修医)(大阪大学医学部附属病院)
平成 6年 7月 大阪警察病院循環器科非常勤研修医
平成 7年 1月 大阪警察病院循環器科常勤研修医
平成 7年 7月 大阪警察病院循環器科医員(~H10.6.30)
平成14年 3月 大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了 医学博士(大阪大学)
平成14年 7月 米国テキサス州ベイラー医科大学循環器内科 ポストドクトラルフェロー(~H16.7.31)
平成16年10月 医員(医師)(大阪大学医学部附属病院)総合診療部
平成18年 3月 大阪大学助手大学院医学系研究科
平成19年 4月 大阪大学助教大学院医学系研究科(~H24.2.29)
平成21年 4月 大阪大学医学部附属病院循環器内科病棟医長(~H24.5.31)
平成24年 3月 大阪大学医学部附属病院循環器内科診療局長(~現在)
平成24年 3月 大阪大学講師大学院医学系研究科
平成25年12月 大阪大学教授大学院医学系研究科