栁澤 琢史 教授(神経情報学)が着任しました

教授 栁澤 琢史 (やなぎさわ たくふみ)
様々な生理データを神経情報として解析することで、健康管理や運動制御をデータサイエンスとして扱う健康スポーツ科学を目指します。また、侵襲的信号を含むBCIの医療応用や、その技術を活かして健康科学に貢献します。医学、工学、情報学など多分野を融合した領域で国際的に活躍できる人材を育成し、数理に基づいた医療の研究と教育に貢献します。
これまでの業績の紹介
脳神経外科医として、脳信号をAIで解読し機械を制御するBrain-Computer Interface(BCI)の開発に取り組んできました。脳の情報解読技術を用いて、認知症やてんかんなどの神経疾患を診断し、幻肢痛の治療やBCIによる機能再建ができることを示してきました。また、これらの技術の医療応用に注力してきました。
略歴(主なものを抜粋)
平成12年3月 | 早稲田大学大学院理工学研究科物理学修士課程 修了 |
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平成16年3月 | 大阪大学医学部医学科(MD-PhDコース)卒業 |
平成21年9月 | 大阪大学大学院医学系研究科博士課程後期早期終了(医学博士) |
平成24年4月 | 大阪大学大学院医学系研究科 助教 |
平成28年4月 | 大阪大学国際医工情報センター 寄附研究部門講師 |
平成30年4月 | 大阪大学高等共創研究院 教授 |