丸山 南
出身大学 鹿児島大学出身
卒業年 令和2年卒
今までどの病院で学ばれてきましたか？
堺市にあるベルランド総合病院で初期臨床研修を受けました。
消化器外科の症例が豊富な病院で、予定手術はもちろん毎日のように緊急手術があり、研修医ながら執刀の機会にも恵まれました。
消化器外科医として、よりレベルの高い知識や技術を学ぶため、多くの関西の大学病院とその関連施設を見学し、阪大の消化器外科専門医プログラムへの参加を決めました。
卒後3年目は大阪大学医学部附属部病院で病棟医として勤務し、基礎的な病棟管理方法や、最先端治療、超高難度症例の手術などを学ばせて頂きました。
当科を選んだ理由（決め手となったことなど）
元々体力に自信がなかったので外科医は自分に向いていないと敬遠していましたが、初期研修時代に、手術に参加しながら糸結び・縫合・解剖・手技を教わり、
日々自分の技術と知識の成長を感じられ、それがとても楽しかったことが決め手となりました。
外科の中でも消化器外科は扱う臓器・術式・手技の種類が他の科と比べて多く、一生飽きないだろうと考え消化器外科の道を選びました。
現在、取り組んでいること（治療、研究等）
現在は関連施設の八尾市立病院で研修しています。上部・下部・肝胆膵の各領域の症例を十分に経験することができ、かつこれまで以上に執刀の機会に恵まれています。
スタッフの先生方の丁寧で的確なご指導を受けながら、消化器外科医としてより安全で実践的な手術手技・知識の習得に日々励んでいます。
学術活動についても、症例報告を中心に積極的に学会発表を行っており、日々の診療の中で感じた疑問や課題を掘り下げ、新たな知見を得るきっかけになるよう心がけています。
ホームページを閲覧される方へ
学生時代、外科医はかなりハードな仕事という印象がありました。
毎日朝から晩まで必死に働いて、手術中は何時間も立ち続け、上司の言葉は厳しく時に理不尽、
今でもそういった病院は正直あるのかもしれませんが、今時そんな働き方は誰も続けられません。
大学病院を筆頭に継続可能な職場環境とシステムの構築がなされており、私自身その憂いがなくなって外科医の道を選びました。
外科医になるか迷っている方には是非それを実感して頂き安心して飛び込んできていただきたいと思います。
消化器外科医は決して楽な仕事ではありません。
ですが、日々の努力が実を結び、自らの技術と知識が向上していく達成感とやりがいが、消化器外科医という仕事にはあると思います。
同じ喜びを共有し一緒に働いてくれる仲間が少しでも増えたらとても嬉しいです。
